歯のケア方法🦷

みなさんこんにちは、歯科助手の宮崎です😄

今回はブラッシングとフッ素についてお話します。

むし歯や歯周病を予防する為には、毎日の歯磨きなどのセルフケアや定期的に歯科医院でプロのケアをすることが大切です。正しいケア方法をマスターして毎日の習慣にしていきましょう。

🪥磨いていると磨けているは違う!!
国民の98パーセントが毎日歯を磨いていると言われていますが、一方では歯周病は増えています。磨けてないのは磨いてないのと同じだと言うことです。ただ歯磨きをしていても、磨きにくい場所もありますよね?磨き残しやすい場所と磨き方についても覚えていきましょう!

🍀奥歯の噛み合わせの溝
奥歯の噛み合わせの溝は細いので磨いていても毛先が届かず、虫歯になりやすいです。
生えたら溝を埋める処置・シーラントをして予防をすると効果的です。また、奥までしっかり歯ブラシをあてましょう。

🍀歯と歯の間
歯と歯の間は歯ブラシだけでは絶対に磨くことのできない場所です。また、歯周病や虫歯は歯と歯の間から進行することが多いです。糸ようじを使って丁寧に汚れをとり、すき間があいてきた歯と歯の間には歯間ブラシをしましょう。

🍀歯と歯肉の境目
使い古した歯ブラシでは汚れは落としづらいので、1ヶ月に1本の目安で新しいものと取り替えましょう。毛先を斜め45度の角度で境目にあてて、小さく横に動かしましょう。

🍀1番後ろの歯の奥の面
ほとんどの人が意識してなく、磨き残しがあることが多いです。
歯ブラシを真横から入れて磨いたり、ワンタフとの歯ブラシを使うのもオススメです。

虫歯予防には歯磨きだけでなく、フッ素を塗って歯を強化するのも効果的です。

🤔フッ素とは
フッ素は自然界にある天然のもので、海水中や土に含まれています。
食品にも含まれていて、海藻や小魚、紅茶などに入っているので、私たちが普段口にしているものです。

フッ素は何に効くのか
虫歯の予防に効果があります。

・歯を強くする

・虫歯菌を減らす

・再石灰化を助ける
再石灰化とは 歯のミネラルが溶け始めてしまった部分を脱灰といい、その反対で溶けだしたミネラルが歯の中に戻ることを再石灰化といいます。

フッ素塗布
乳歯や永久歯の生えはじめなどの歯の質が弱い時期や虫歯になりやすい子供に対して、歯科医院で予防措置をとります。それは、フッ素を歯の表面に塗る方法で、歯と歯の間、歯と歯肉の境目のむし歯の予防に有効で、小さなむし歯を進行させない効果もあります。また、生えたての歯の場合には、歯がフッ素を取り込んで糖分からできた酸に対する抵抗力を増す働きもあります。

皆さんブラッシングやフッ素について知っていただけましたか?歯科医院に通えば虫歯にならない、歯周病は進行しないというわけではありません。自分の口の中をしっかりコントロールすることはとても大切です。健康な歯を維持するためにも正しいケアをしていきましょう‼️