小さいヘッドのお勧め歯ブラシ

こんにちは、歯科衛生士の和田です。

前日との気温差が10度…この時期の仙台の気候は油断が出来ませんよね。
29度だった日曜日はホームセンターで小さな女の子が「暑いぃ〜!やだ帰るぅ〜!」と泣いていました。
こんな温度差に心身がついていけなくなるのは、ちびっこも同じらしいです…。(笑)

とはいえ暑くても肌寒くても毎日しっかり続けたいのが、歯磨きや歯間清掃など、健康を守るためのセルフケア。
一番大切なのは磨き方ですが、歯ブラシ選びも鍵になってくる場合もあります。
今回は「小さめの歯ブラシ」についてです。

一般的に、歯ブラシの大きさは「縦幅は上の真ん中の前歯2本分、横幅は3列の植毛」をお勧めしています。
とは言えお口の大きさや歯並びには個人差がありますので、特に顎の小さい女性の中には「一番後ろの歯まで届かない…」「奥までブラシを入れたくても苦しくなる…」という方もいらっしゃるでしょう。

そういった場合、当院で扱っている歯ブラシの中では『ピセラ』がお勧めです。
通常の歯ブラシは男女兼用のサイズ設計になっていますが、こちらは主に女性のお口や手の大きさを参考にデザインされています。
コンパクトなヘッド、緩やかにカーブするネックが奥歯にも届きやすく、手にフィットしやすい形のハンドルで軽く動かしやすいのも特徴です。

実は『ピセラ』はロングセラーの歯ブラシ『ルシェロ』から派生した製品になります。
ルシェロの特徴である、歯と歯の間に毛先が入り込みやすい段差植毛、磨きにくい部分にピンポイントで届く先端集中毛など、磨きやすい構造をそのままにコンパクトになっています。
虫歯予防に向くラウンド毛の『ベーシック』タイプ、歯周病予防に向くテーパー毛の『ペリオ』タイプ、ご自身のお口の状況に応じて選べるのも嬉しいですね。

ちなみに私としては、中高生さんの「子供用の歯ブラシでは小さいけど、大人用の歯ブラシでは大き過ぎる…」という時期にも向いていると思います。
女性のための設計と銘打たれていますが、歯ブラシのサイズ感に悩まれたことのある方には一度お試し頂きたい形と大きさです。

もっと詳しく知りたい、という方は、お気軽に歯科衛生士にお尋ね下さいね。

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1年前から作り始めた自宅前の小さな花壇ですが、ようやく花壇らしい見た目になってきました。
晴れが続くと日干しレンガのように硬く、雨が続くと水田のように水が溜まる粘土質土壌だったので、荒地を開墾したような気分です。

種から育てたビオラは2ヶ月ずっと咲いていますが、まだ元気な様子。
梅雨時期も残しておくのか、加湿で病気になる前に抜くべきなのか、ちょっと悩みますね…。