気になるお口の疑問を解決🪄

みなさん、こんにちは!
かさはら歯科医院、歯科衛生士の育村です🍎

最近は、春の陽気の中にも、夏のような暑く感じる日も多くなってきて、
人が言う、苦手な「季節の変わり目」を肌でヒシヒシと感じています⛅️
個人的に、夏は好きなのですが、紫外線だけが厄介ですね🕶
歳を重ねて、改めて肌を大事にしなければと思っていますので、
ズボラな私の戦いは長くなりそうです_(:3 )∠)_。。。

さて今日は、歯科の定期メンテナンスの中でよくいただく質問にお答えしていきます♫

 

——————————————————————————————————

👨「最近、歯が長くなってきた気がするんだけど…」
🥼「それは、歯周病が原因かもしれません!」


歯周病とは、歯を支えている、歯茎の中にある歯槽骨(しそうこつ)が溶けてしまう怖い病気です😓
歯槽骨が溶けてしまうと、骨と一緒に歯ぐきの位置も、痩せて下がってきてしまうため、歯が自ずと長く見えてくるというものです🌱
また、その歯ぐき下がりのせいで、元々歯ぐきで隠れていた歯の根元が見えてきてしまい、その根元には歯の表面の硬いエナメル質というものがないため、より歯が染みやすくなったりもしてしまいます💧
歯槽骨は、一度溶けてしまうと戻ることはないので、歯周病は治せない病気と言われています。ですが、骨が溶ける前に歯ぐきが腫れますが、歯ぐきまでの炎症であれば、まだ治すことができる可能性がありますので、気になり始めた方は、早めに歯科を受診しましょう✍️💭

——————————————————————————————————

👩「むし歯と言われたが、治療は必要ないとのこと。治さなくていいの?」
🥼「小さいむし歯であれば、むしろ削るリスクも発生することがあります!」


よく、定期検診でむし歯と診断されても、小さいむし歯であれば、その多くが『経過観察』になることがあります。

ちなみに、同じ大きさのむし歯が見つかったときに、【経過観察になる時】と、【すぐに治療に踏み込む時】とで、いくつかのパターンがあります。
では、【経過観察になる時】の条件は?
① ごく小さい初期むし歯の場合
わざわざ削ってしまうと、治した後に削ったところから細菌が侵入してしまい、またむし歯のなってしまうケースもあります(2次う蝕)ので、小さい時はあえて削らない。また、小さいむし歯のところだけ削って、そこだけ詰めても、知らぬ間に詰め物が取れて、そこから次は、より大きなむし歯になってしまう、あるいは詰め物が何度も取れてしまいやすいなど。
② 歯磨きが上手な方の場合
ある程度、綺麗にセルフケアができる方は、小さいむし歯であれば、進行を防げるものもありますので、あえて削らずに進行予防に徹する。
③ 定期的に健診の受診ができる場合
②同様に、進行していないか、定期的に確認できる下であれば、あえて削らずに進行予防に徹する。また、年齢など問わず、むし歯予防に効果があるフッ素を塗布することもおすすめします。
(フッ素塗布は、保険が効くときと効かない時がありますので、希望の方はお声がけください📣👤)

——————————————————————————————————

学校では教えてくれない歯科のことは、歯科医院で教わることができます!
来院した際には、些細な疑問もすっきりさせましょう✒️✨