こんにちは
かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です^^
入社して約2ヶ月が経ちました。先週、新人勉強会があり、改めて学ぶことがたくさんありました。知識を増やし、お口のことや食生活のことなどの情報を自信もってお伝え出来るよう頑張ります!
今回は“咀嚼について”のお話しをしますね
“咀嚼について”
咀嚼とは、お口の中に食べ物を取り入れたあと、歯、顎、舌、筋などの働きによって食べ物をくだき、すりつぶし、唾とまざり飲み込みやすい大きさにする一連の働きをいいます。
食べ物の消化・吸収を助け、生命維持に必要な栄養素を摂取します。
研究によって「かむこと」🦷はヒトの心と体の健康維持に効果があり、ヒトが生涯にわたり、健康で生きがいのある生活を営むための基本となる重要であることが明らかになっているみたいです!
やっぱり入れ歯は避けたいですよね、、、
いつまでも楽しく、美味しく、好きな物を好きなだけ食べることが出来るように自分の歯を大切にしましょう!
“よくかむこと”の効用
❶栄養素の吸収を助ける
❷胃腸の働きを促進する
❸食べ物の本来の味をわかり、おいしく味わえる
❹顎の骨や咀嚼筋に刺激を与え、正常な成長・発育を促進させる
(幼い頃からよくかんでいないと、後続する大人の歯がはえるスペースが十分に確保できず、歯並びが悪くなったり、むし歯、歯周病、顎関節症を発症させる原因になります。)
❺唾液の分泌を促進する
❻肥満の予防
(私たちは空腹感や満腹感を胃や腸ではなく、間脳の視床下部と呼ばれるところで、空腹中枢と満腹中枢を感知しています。よくかんで食べると満腹中枢が刺激され、食べ物の摂取量が少くなります。食前にガムを10分ほどかむと、食事の摂取量が20…30%減少することがあるようです。よくかんで食べることは、摂取量の減少→肥満予防→生活習慣予防につながります。)
❼脳の活性化
(よくかんで食べることは、脳血流量を増加させ、活性化します。そして、認知力の低下を抑制できる可能性を示唆しています。)
その他にも咀嚼機能を維持している高齢の方は、そうでない方と比べ、バランス機能が高いそうです。
バランス機能が低下して転倒しやすく、骨折などすると、そのまま寝たきりになる事がありますが、“よくかむこと”は寝たきりの予防や食事を楽しむことにつながり、高齢の方の自立やQOLを高めることにつながります。
実践が簡単で、お金も何もかからない最良の健康法かもしれませんね(^-^)
最後に私が専門学校で教わったよくかむ8大効用標語です💁🏼♀️
卑弥呼の歯がいーぜ
ひ:肥満予防
み:味覚の発達
こ:言葉の発音
の:脳の発達
は:歯の病気予防
が:がん予防
い:胃腸快調
ぜ:全力投球