赤ちゃんの歯みがきはいつから?

こんにちは!

歯科助手の小山です。

赤ちゃんの歯が生え始める時期には個人差がありますが、生後6カ月〜9カ月ごろが平均的だといわれています。下の前歯2本から始まり、次に上の前歯が2本生えてきます。多くの場合、2歳半ごろには奥歯が生えてきて、20本の乳歯が揃います

 

最初は慣れることからスタート!

歯の生え始める前

〈お口の中に触れる手順〉
1. ママやパパの膝の上に赤ちゃんを寝かせる。
2. やさしく話しかけながら清潔な手で赤ちゃんの顔に触れる。
3. きれいに洗った指で赤ちゃんの唇にやさしく触れたり、お口の中をそっとなぞったりする。

歯みがきは心地よい時間だと赤ちゃんに感じてもらえるように、リラックスできる環境を整えてあげましょう。赤ちゃんの目を見ながらニッコリほほえんだり、手足をなでながら行うと、赤ちゃんは安心します。

歯が生えてきたら

ブラシが無理そうだな、と感じたらガーゼや綿棒で汚れを取ってあげましょう。
まずは、歯の汚れを取ること自体に慣れることが大事です。特に上唇の裏あたりを触られるのを嫌がる子が多いので、丁寧に伸ばしてミルクのかすなどを拭ってあげてください。

慣れてきたら歯ブラシで磨く

お口の中を触られることに慣れてきたら、歯ブラシの出番です。
乳児用の小さな歯ブラシで、ほんのちょこっと歯に触れる感じから始めてみましょう。いきなり歯ブラシできれいに汚れを落とそうと意気込みすぎてはいけません。歯ブラシの刺激に慣れるための期間も大切です。最終的には1本あたり5秒ほどやさしく磨くことができれば十分です。

歯みがきを嫌いにならないように

赤ちゃんのころに歯ブラシでゴシゴシと強く磨いたり、長い時間歯ブラシをお口の中に入れられたりすると、歯みがきに対する嫌悪感を抱いてしまいがちです。特に上唇の裏の筋(小帯)に痛みを感じやすいので注意してください。
一生懸命に歯磨きしようとすると、お父さんやお母さんの顔がこわばってしまうこともあるので、やさしく声をかけたり歌ったりしながら、やさしい笑顔で落ち着かせるように心がけましょう。
赤ちゃんが歯みがきを少しでもさせてくれたら、たくさんほめてあげるのも忘れないでくださいね。歯みがきの習慣をつけてあげる重要な時期ですから、焦りは禁物です。

 

仕上げ磨き

赤ちゃんの間はもちろんですが、子どもが一人でみがけるようになっても、みがき残しを防ぐために大人が仕上げみがきをしっかりしてあげてください。だいたい9歳くらいまでが仕上げみがきを続ける目安です。小さな子どもの場合、大人の足の間、または正座したひざの上に子どもの頭を乗せて、あごを固定してみがきます。歯ブラシはえんぴつの持ち方をして軽く持ちます。

 

仕上げ磨き用歯ブラシ  【マミー】

当院では仕上げ磨き用歯ブラシにマミーを取り扱っております。

お子さんが磨き残した細かいところもきれいに磨ける小さなヘッドに大人が持ちやすい長めの柄となっています。

試しに使ってみたい方は定期健診の仕上げ磨き指導の際にお声がけください!

購入希望の方は受付スタッフまでお気軽にお声がけくださいね!