口腔習癖と歯並びについて

みなさんこんにちは、そして初めまして!4月から青葉会に入社いたしました、歯科衛生士の金子と申します🦷

まだまだ歯科衛生士としては未熟ですが、少しずつ成長して患者さんに寄り添い、安心して治療を受け、笑顔を与えられるような歯科衛生士になれるように頑張りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします😬

初めての投稿なので、まずは簡単に自己紹介させてください🍄
好きなことは外にお出かけすることです!🍃休みの日はカフェや買い物に出掛けています☕️
苦手なものはお魚🐟です!(お寿司屋さんにいってもポテトなどサイドメニューばかり食べてます🍟)
全然関係ないですが、身長が143センチでだいぶ小さめです😂😂

さて、今回は「口腔習癖と歯並び」についてお話しさせていただきます。

歯並びは上下の唇と頬、舌の筋力のバランスのうえに成り立っているのですが、口腔習癖が、長期期間継続すると、このバランスが崩れて歯並びや咬み合わせに悪影響をきたすようになります。
口腔習癖によって引き起こされる歯並びについて紹介していきますね🦷

吸指癖(指しゃぶり)

4歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合には、精神的緊張や欲求不満などに起因すると考えられています。指を吸うことにより、上顎前突(出っ歯)、開咬(奥歯はかみ合っているが、前歯がかみ合っていない状態)、上の顎が狭くなってしまうようになります。

咬唇癖

上の前歯のベロ側に下の唇をかみ込もうとする癖、逆に上の唇をかみ込もうとすることです。
下の唇をかみ込む場合は、下の前歯がベロ側に傾いてしまったり、上顎前突、顎の後退と、発育不全の原因となります。

弄舌癖

上下の前歯の間で舌を挟みだしたり、かんだり、吸ったりする癖のことです。上顎前突、開口、上下顎前突(上下の顎が正常な位置より前にある状態)がみられます。お口の中で行ってしまっている癖なので、親御さんが発見しにくいです。

咬爪癖

爪を噛む癖のことです。3歳頃から始まって小学校の頃に増加する癖で、正中離開(上の中央の前歯の歯と歯の間に隙間がある状態)や叢生(歯が部分的に重なってしまう状態、歯が凸凹のに並んでいる状態)がみられることがあります。

口呼吸

鼻ではなく口で呼吸することです。普段意識してないと気付けないことですが、日本人の7割は口呼吸をしていると言われており、口をポカンと開けている子供に多く、上の顎が狭くなったり、上顎前突、開口がみられます。口呼吸は、歯並びだけでなく
①むし歯や歯周病になりやすい
②口臭の原因になる
③風邪やアレルギーになりやすい
④老化を促進する
などの問題にも関与してきます。

みなさんも、ご自身の口腔習癖、お子様の口腔習癖を観察してみてはどうでしょうか?