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口と歯の気になる症状(続編)

こんにちは。歯科医師の高橋(克)です。本日はエナメル質についてです。

エナメル質とは

エナメル質または琺瑯質(ほうろうしつ)は、歯の歯冠の最表層にある、生体で最も硬い硬組織である。通常、目に見える部分がこのエナメル質であり、象牙質に支えられている。象牙質の支持がなければエナメル質は硬くて脆いため、容易に割れてしまう。重量比で96%は無機質で残りが水と有機質であり、色は明黄色からネズミ色がかった白色である。エナメル質の下に象牙質がない端の部分では、青みがかって見えるこの部分は、半透明であるので、エナメル質の下にある象牙質や歯科修復材料の色が歯の外見に強く影響を与える。厚さは部位により異なり、多くの場合、切端部や咬合部で最も厚く(2.5mm以上)、歯頚部(エナメルーセメント境)で最も薄い。

エナメル質の硬さ

身近な物の硬度(目安)モース硬度は、2.5人間の爪、象牙、琥珀 3.5銅製硬貨 4.5釘(木工用) 5ガラス 5.5ナイフの刃 6永久歯のエナメル質 7.5鋼鉄のやすり

モース硬度とは

ここで言う硬さの基準は「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」であり、「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さではない。(Wikipediaより)

 

エナメル質の病気。エナメル質形成不全について

エナメル質形成不全の原因

1、全身疾患など病気が関係するもの

内分泌異常やなんらかの感染など、全身の病気が原因で起こる場合です。全身の病気によっては(特に乳歯)の形成が一時的に阻害されることが原因とされています。全身疾患などの病気が原因でエナメル質形成不全が起こる場合は、左右対称の歯に現れやすいといわれています。

2、部分的な外傷が関係するもの 部分的な外傷とは、以下のようなものが当てはまります。乳歯に外傷を受けた場合・乳歯が大きなむし歯に侵され化膿していた場合(北戸田coco歯科ブログより)

様々な要因で形成不全は起こりますが、将来的なむし歯のリスクは、高くなると思われますので、定期的なチェックは受けられると良いと思います。

 

むし歯の始まりは、エナメル質から

小児から青年期にかけて、むし歯の始まりはほとんどがエナメル質から始まります。予防としては、健全なエナメル質をいかに守っていくかです。脱灰や擦り減りの予防、適切なブラッシング、バランスの良い食事、口腔機能の改善と向上、フッ素塗布などですが、それぞれの環境に応じて患者さん個人にあわせた予防をおこなっていくことが今後重要になってくるのかもしれません。

 

 

 

 

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