むし歯の原因、「発酵性糖質」とは?🐜

みなさん、こんにちは!
かさはら歯科医院、歯科衛生士の育村です🍎

桜は見頃を迎え、SNSを開けば、どこもかしこも桜の写真ばかり🌸
このように、画面越しにも春を感じられる時代になったのだと思うと不思議ですし、意外と短い桜の見頃を見逃さないようにしたいものです🤔☁️
私は先日、春になったので、暖かい日に調子に乗って、久しぶりに自転車を運転したら、派手に転びました(笑)社会に出ると、なかなか運動する機会も減りますので、健康のためにも毎日コツコツと体を動かしたいと思いました😹😹

今回は、むし歯の原因になる糖質『発酵性糖質』と、そうじゃない糖質『非発酵性糖質』についてお話しします🗣

 

みなさんは、むし歯の原因にならない糖質を知っていますか?
甘いものを摂取すると、むし歯の原因になる、反対に甘いものを摂らなければ、むし歯にならないと思っていませんか?実は、むし歯の原因にならない糖質が存在するので、これを知っていれば、甘いものを食べながらも、むし歯になってしまうリスクを下げていくことができるんです!💡

まず、むし歯の成り立ちを説明していきます✍️
むし歯には、お口の中にいるむし歯の原因になる細菌がいて、その原因菌が、人の摂取した糖分を分解して出た酸が、歯を溶かしてしまうことから、発症していきます👀この、糖を分解して酸を出すことを「発酵」と言います。

むし歯の原因になるのが、スクロース(砂糖)、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)などといった、『発酵性糖質』です。野菜ジュースや果物、乳酸菌飲料などの、健康に良いとされる食品に含まれている糖質も、むし歯の原因になります。
ですので、発酵性のない糖分、キシリトールやアスパルテームなどの、いわゆる「代用甘味料」と呼ばれるものであれば、摂取してもむし歯の原因にはなることは少ないです。
食品に書かれている原材料の糖質は、「砂糖」という表記の仕方だけでなく、別の名称で書かれていて、それが糖質であることの認識がされにくいものも多いと思いますので、表記に注意して見てみてください🚨⚠️
[一概には言えませんが、○○トースや○○ロース(マルトース、トレハロースなど)といったカタカタ表記の糖質は『発酵性糖質』、○○トール(キシリトール、エリスリトールなど)といった糖質は、むし歯の原因になりにくい『非発酵性糖質』に当てはまることが多いです🍏]

糖質は、体に必要な栄養なので、生きていく中で全く摂取しないということは出来ません。ですので、食生活を送っていく中で少しの工夫をすることで、むし歯の発症リスクを下げられるのであれば、気をつけていきたいものですね☝️✨