幼児期のおやつ

こんにちは😊保育士・歯科助手の本多です!

ご入園・ご入学おめでとうございます㊗️

私の長女も4月から小学生になりました!4月一日から児童館での生活もスタートしています。たくさんの新しいお友だちとの生活を楽しんでくれることを切に願っています。

さて、今回は幼児期のおやつについてです!

◎子どもにおやつが必要な理由

栄養補給のため

子どもにとっておやつは、栄養補給の役割を果たしています。子どもは成長のために、たくさんの栄養を必要としているのですが、消化器官が未熟で1度に必要な量を食べることができません。また、その日の気分によっても食べる量が変わるので、3食の食事だけでは必要な栄養素をとることが難しくなります。

そこで、おやつを食べることによって1日に足りない分の栄養素を摂るのです。おやつと聞くと、お菓子などをイメージする人が多いと思いますが、子どものおやつは補食です。例えば、保育園の献立表を見てみると、おやつの時間にトーストやうどんなどの軽食を出すことが少なくありません。これは、まさに栄養補給のためと言えますね。

食育のため

おやつは、食育にもなります。一緒に作ると子どもは、おやつはどのような食材を使って作るのか知ることができますよね。そして食に関心がわき、自分で作ろうというやる気につながるのです。

また、おやつは楽しい時間という認識があるので、嫌がらずにお手伝いをしてくれたり、食事の前に手洗いをしたり、食事のマナーを養う効果も期待できますよ。

食が細い子どもであれば、食べ物に興味を持つことで食べたいという意欲がわくかもしれませんね。

子どものリフレッシュ時間のため

おやつの時間には、子どもがリフレッシュできる効果があります。空腹を満たすだけではなく、疲れた心や身体を癒すのです。おやつの時間はそれだけでわくわくしますが、家族や友だちと一緒に楽しい時間を過ごすのがうれしいもの。できるだけ1人で食べさせるのではなく、一緒におやつを楽しむことをおすすめします。

◎子どもにおやつを与えるときのポイント

おやつは子どもにとって必要なものとはいえ、好きなものを好きなだけ与えていたら虫歯や肥満など、さまざまな影響をもたらします。おやつを与えるときのポイントをいくつか見ていきましょう。

おやつの量に気をつける

おやつをあげるときは、量に気をつけましょう。補食の役割であるおやつを食べすぎて、ご飯を食べられなかったら本末転倒です。これでは、おやつを食べていても1日に必要な栄養素が摂れない可能性があります。

おやつはあくまでも補助的な役割だということを忘れないようにしましょうね。

時間を決めてだらだら食いをしない

時間を決めて食生活リズムを整えましょう。だらだら食いは、虫歯や食事を摂らなくなる原因となります。とはいえ、幼い子ども相手だと、ぐずったときにおやつを与えて機嫌をとってしまうことがあるかもしれません。当然、これが続くと食生活リズムが乱れる原因となります。決められた時間以外に、おやつを出さないように気をつけたいところです。

例えば、午前中に1回、午後に1回など子どもの成長に合わせておやつの時間を決めるといいですよ。そして3歳児以降なら、1回のおやつの時間は2030分までに抑えることもポイントです。

飲み物と一緒に食べる

おやつを食べるときは、飲み物も一緒に出しましょう。子どもは、たくさんの水分を必要とします。体温が上がりやすいうえ、汗をかきやすので、大人よりも水分を多くとらなければならないのです。そのため、おやつと一緒にお茶や牛乳、野菜ジュースなどを飲んで水分補給することが大切です。

ただし、甘いジュースは虫歯や肥満などのリスクを高めるので控えた方がよさそうです。甘いジュースを飲むなら、おやつは甘いもの以外にしましょうね。

参照:保育の引き出し