むし歯治療が終ったらやるべきこと🦷✨✍️

みなさん、こんにちは!

かさはら歯科医院、歯科衛生士の育村です🍎

 

少しずつ、春を感じられるようになってきましたね🏃‍♂️

私は数年前から、花粉症を発症してしまい、大好きだった春に苦手意識が芽生え始めています😹🌸

このご時世、なかなか外で花見をしたり、散歩をしたり、しにくくなってしまったので、

今年も自粛しながら、遠目から春を楽しみたいと思います😣💡

 

さて今回は、「むし歯治療が終わった後のステップ👟」と題しまして、

むし歯がないのに、歯医者へ通う理由について書いていきます✍️

 

☝️よく歯科医院で行われている、「歯石取り」ですが、実際には何を行なっているのでしょうか?…

 

まず「歯石」とは、お口の中の細菌(よく言われる“磨き残し(歯垢)”)が、時間が経って、石のように固まったものを指します。歯石になる前は柔らかいので、歯ブラシで擦れば落とせます。ですが、落としきれなかった細菌が固まってしまい、歯石になってしまうと、歯ブラシでは落とせなくなります。そうなったらどうするか…ここで、歯科医院での専門的な機械の出番!というわけです。

基本的には、お水が出る超音波の機械で、歯石を除去します。また、蓄積した歯石が、歯茎の中についてしまっている方は、専用の器具で除去する場合もあります🤖🌟

 

歯石は、お口の中にとっては異物ですので、それによって歯茎が腫れてしまったり、歯周病が進行してしまうのです😰みなさんが言う「クリーニング」は、歯石を取ることが目的ではなく、歯石を取って、歯周病の進行を予防する、列記とした“治療”なのです!これを専門的に、「歯周治療(ししゅうちりょう)」と言います😊

 

☝️では、この「歯周治療」を、行なっている人と、行なっていない人では、どんな差が生まれるでしょう?…

 

一人当たりの残存歯数(残っている歯の本数)で比較すると、年々差が開き、70歳を過ぎたあたりから、倍以上の本数の差が出ていくるというデータが出ています😓

むし歯は、痛みなどの症状が出て、困って歯医者へ行く人はいると思います。その一方で歯周病は、痛みがなく、歯を支えている骨が溶けてしまうのが、1番の怖いところです。つまり、自覚症状が出にくいのです。ですから、定期的に専門家である歯科医師の目で、定期的に健診することが大切です🌱

歯を失う原因の第1位は、むし歯を抑えて、歯周病が1位です。「むし歯ができたら歯医者へ行く」と言う時代は古いです!「もう今さら遅い…」なんて言うことはないので、今から定期的に歯科医院での「歯周治療」を行い、一生涯自分の歯でおいしく食事をして、ハッピーライフを送っていきましょう❣️