かぶせものについて🦷

皆さんこんにちは!歯科助手の宮﨑です

10月も終わりですね😌
今年の秋は突然寒くなって、もう冬なのかな?と思う日が多々ありましたね😰
これからも寒い日が続きますが、あったかくて美味しいものを食べてエネルギーチャージをしましょう!🍲

さて、今回はかぶせものについてご紹介します💁🏻‍♀️

虫歯が神経まで進行した場合、神経を取り除き根の中の掃除を何回か行います。
汚れが全て取り切れると、最終的な薬を詰めます。その後、歯の土台を作りかぶせものを合わせていきます。

部分的なつめものと同様に、かぶせものにも保険診療で作れるもの、自費診療で作れるものがあります。

今回は当院で扱っている前歯のかぶせものについてご紹介しますね⭐️

🦷硬質レジン前装冠
歯を覆う部分は金属でできていて、外側の見えるところがプラスチックでできたかぶせものです。
保険が適用されるため比較的お金はかからず、見た目を白くすることができます。
ただ、プラスチックでできているため着色や変色しやすいです。

また、以下のようなデメリットが挙げられます。
・ブラックマージン
プラスチックがすり減り金属が見えることで、歯茎が黒く見えてしまう
・メタルタトゥー
長年金属を入れていると歯茎が金属の成分を吸収し、歯茎が黒ずんでしまう

🦷メタルボンド
内側が保険より純度の高い金属でできていて、外側がセラミックでできた自費診療でお作りできるかぶせものです。
透明感があり見た目が自然の歯に近く、セラミックでできているため変色しづらくなっています。
そして、かぶせものを入れる際、歯ぐきとの境目に汚れが溜まってしまい歯周病の進行に繋がってしまうというリスクがありますが、メタルボンドだと歯とかぶせもののフィット感が高いため、リスクを抑えることができます。

ただ、硬質レジン前装冠と同様に内側が金属なので、ブラックマージン、メタルタトゥーが起こるリスクが挙げられます。

🦷オールセラミック
オールセラミックも自費診療でお作りできるかぶせもので、材料によって種類が分けられます。

・e-maxセラミッククラウン
セラミックでできたかぶせもので、歯の透明感やグラデーションを再現することができます。
着色や変色もしづらく、すりへりが天然の歯と同じくらいなため噛み合わせの歯に優しいかぶせものです。
ただ、土台が金属の場合だと、透けてしまう可能性があります。
見た目を優先したい方におすすめのかぶせものです。

・ジルコニア
内側が金属よりも硬く丈夫なジルコニア、外側がセラミックでできたかぶせものです。
e-maxセラミッククラウンと同様に、見た目の美しさ、着色変色しにくい、噛み合わせの歯に優しいというメリットがあります。
それに加えてジルコニアという材料を使っているため耐久性に優れていて、美しさも強度もほしいという方におすすめです。

つめものもかぶせものもどんな種類があるか、どれくらいおかねがかかるかなど、わからないことが多いと思います。当院では詳しくお話しを伺う機会も設けておりますので、お気軽にご相談ください🙆🏻‍♀️