パタカラ体操

こんにちは!衛生士の富岡です🎃

今秋はとても寒いですね。秋らしさを感じられないくらい寒いですが、街の木の葉が良い色になってきましたね!先日同期の方たちとコストコに行ってきました!みんな物欲がとても高く、カートの中がすぐ満帆になりました🛒お菓子やご飯系など沢山購入してしまい、予算を大幅に超えてしまいました😅

休みの日に同期のみんなでどこかに出掛けたりとかして思い出を作っていきたいなと思います。

 

さて、今回はパラカラ体操についてお話します。

みなさんは「パ・タ・カ・ラ」をご存知ですか?

高齢者になると、口の筋肉や舌の動きが弱まるため、嚥下機能(飲み込む力)が低下し、食べ物を誤嚥してしまうことがあります。

「誤嚥性肺炎」は、誤嚥により食べ物が気管に入り、肺が炎症になることが原因で起こります。

そこで、「パタカラ体操」を取り入れることにより、口や舌の動きが鍛えられます。

食べ物を上手く飲み込めるようになれば、誤嚥性肺炎を防ぐこともできます!!

 

得られる効果は、①噛む力や飲み込む力の維持・向上②唾液の分泌促進③発音がはっきりする④表情が豊かになる⑤入れ歯が安定する⑥いびきや歯ぎしりの改善などが期待できます。

各文字の役割についてお話しします。

「パ」唇をしっかり閉めて発音します。食べ物をこ ぼさないように唇を閉じる筋肉を鍛えられます。

「タ」舌を上の顎にしっかりとくっつけて発音しま す。お口の中で食べ物を噛む時や、噛み終えた食べ物を飲み込む時には、舌の全面が上あごについていないといけません。そのため舌を上下の動かすことで鍛えられます。

「カ」喉の奥に力を入れて、喉を閉めることで発音します。食べ物を食道へ運ぶ時に一瞬呼吸を止めることが必要です。そのため誤嚥せずに食べ物を食道に送る動作を鍛えられます

「ラ」舌を丸め、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。食べ物を口の中まで運び、飲み込みやすいようにするためには、舌がよく動かなくてはなりません。そのため食べ物を喉の奥へと運ぶための舌の筋肉を鍛えられます。

パタカラ体操はお食事前に行うことをオススメします!実際に食べる前に体操しておくことで、口や舌の動きが慣れて食事しやすくなります。ですが、もし食事の前に時間が取れない場合は、できる時に行うだけでも構いません。

慣れてきたらできるだけ早く、繰り返して発声すると、より効果的ですよ。童謡や好きな歌などに取り入れてみるのもおススメです。歌詞を「パ、タ、カ、ラ」に変えて歌うだけなので、「パ、タ、カ、ラ」と発声するよりは、楽しみながら体操することができます。