虫歯のでき方と進み方

みなさん
こんにちは☺
歯科衛生士の山﨑です!

最近は夏の暑さも和らぎ、だんだんと秋の涼しい風が心地良く感じられる季節になってきましたね🍃

衣替えなどそろそろ行っている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

寒暖差で風邪をひかないようにみなさんも気をつけてくださいね😅

さて
本日は虫歯の進み方とでき方についてお話しますね😌

まず、虫歯の進み方についてお話します。

みなさん虫歯になったことが誰しもあると思いますが、一口に虫歯と言っても虫歯には全部で4段階の進み方があります。

まず最初の初期段階
①C1
ほとんど自覚症状がなく、この程度のときに治療をきちんと行えば、痛みもあまりなく簡単に虫歯治療を終えることができます。

そして次に
もう少し虫歯が進んだ状態の
②C2
この状態は冷たいものなどがしみる症状が出てきて、痛みを感じることもあります。この時点で治療を行えば、歯の神経をとる治療をしなくてすみます。一刻も早く治療をするようにしましょう。

そしてもっと進行した虫歯になると
③C3
激しく痛みを感じることがあり、ここまで進行してしまうと歯の神経をとらなければいけません。歯の神経がなくなってしまうと、血液の供給が減ってしまい、歯はもろくなり欠けやすくなります。

そして虫歯の最終段階となる
④C4
この状態は歯がなくなってしまい、虫歯によって腐った歯の根っこだけが残って、根っこの周りにたまった膿のため口臭がひどくなります。
根っこの状態が悪く、神経の治療ができない場合には、歯を抜かなければなりません。

 

 

 

このように虫歯は放っておくとどんどん悪化していき、最終的に抜かなければいけなくなります💦

自分の歯を保つためにも、虫歯になったときはできるだけ早く治療を行うようにしましょう😌

次に虫歯のでき方についてお話します。

みなさんのお口の中には、誰しも細菌がすんでいます。そのお口の中の細菌は人によって違いますが、その菌の中でも「ミュータンス菌」という菌が主な虫歯の原因菌といわれています。

お口の中の「ミュータンス菌」が、食べ物の中の糖分をエサにして、歯の表面にネバネバした物質を作ります。

そのネバネバした物質の中に、「ミュータンス菌」や他の細菌が住み着き、どんどん増えていきます。

これが、聞いたことのある人も多いと思いますが、歯垢(プラーク)と呼ばれるものです。

歯垢(プラーク)の中の「ミュータンス菌」は食べ物の中の糖質をエサに酸を作り、エナメル質を溶かし始めます。これが虫歯です。

虫歯の予防策としては、規則正しい生活が大切です。

①カルシウムをとり強い歯にする
②歯磨きをしっかりと行う
③甘いものを減らす

毎日を過ごす中で、この3つを少しずつ行ってみてください。

また、お家でのセルフケアと歯医者での定期検診を合わせて行うことでも、虫歯予防になりますので、ぜひ定期検診にもいらしてくださいね😉

ご拝読いただきありがとうございました😌