感染症を防ぐ為の正しいおむつ処理、嘔吐物処理について

皆さんこんにちは、保育士兼歯科助手の山邊です。最近は涼しい日が続くようになってきましたね。日によっては暑さを感じる時もありますが、少しずつ葉っぱの色が変わってきたり、コートを着るようになったり、秋らしくなってきたなと感じる今日この頃です。我が家ではこの寒暖差で猫たちが体調を崩してしまっていますが、毛布を敷いてあげたり、抱っこをしてあげたりしながら体を冷やさないように、暖めてあげています。皆さんも体調には気を付けて、元気に過ごしていきましょう。

 

さて、まだまだコロナウイルスも流行していますが、これからの寒くなる季節は、感染性胃腸炎など他の感染症もではじめる時期です。ウイルスは低温、そして乾燥した空気で更に増殖をするので、ウイルスが蔓延しやすくなります。子どもたちが下痢や嘔吐をすることは珍しいことではありませんが、ウイルスが原因である場合はそこからたちまち感染が広がります。そこで今回は、下痢便のおむつ処理について、嘔吐物の処理についてお話していきたいと思います。

 

まずは下痢便のおむつ処理についてです。

①兄弟などがいるお家では下痢をしている子と他の子を離し、おむつ替えをする人はビニール手袋をつけておむつ替えをします。また、使い捨てのおむつシートなどを敷き、激しい下痢の時にはマスクとエプロンも着用しましょう。

②下痢便のついたおむつを二重にしたビニール袋にすばやく入れて密封します。

③塩素系消毒剤を200倍に薄めた液にタオルを浸して、おむつを替えた場所を拭きます。

④ビニール袋と拭いたタオルは袋に入れて密封し破棄します。その後、液体せっけんで30秒以上かけて丁寧に手を洗い、うがいをします。

 

次に嘔吐物の処理についてです。

①ビニール手袋とエプロン、マスクを身につけて、嘔吐物を布や新聞紙などですっぽり覆います。中央に集めるようにして拭きとり、嘔吐した子どもはお風呂場などで服を脱がせましょう。体もきれいにしたら別室で安静にさせます。

②消毒液を薄めた液(次亜塩素系ナトリウム6%原液を300倍に薄めたもの)に、布を浸して拭きます。床板の隙間などもしっかり拭きましょう。処理をしたら換気をして、30分ほどは人を入れないようにします。

③拭きとった布や使ったエプロンなどを、二重にしたビニール袋に入れて密封し破棄します。液体せっけんで30秒以上かけて丁寧に手を洗い、うがいをします。

④嘔吐物がついた衣服は、市販の塩素系漂白剤を薄めた液に30~60分ほどつけてから洗濯するようにしましょう。しかし、柄や模様が消えてしまうこともあるので、注意しましょう。

 

※処理の際に使用するエプロンは、ビニール製の使い捨てのものにしましょう。

 

処理のなかでやってはいけないこと

・症状がある子どもと、他の子どもを一緒にしておくこと

・嘔吐物や下痢便のついた場所を水拭きで済ませること

・嘔吐物や下痢便のついた衣服を、通常使う水道水で洗うこと

・拭きとった後の布などを密封せずにゴミ箱に捨てること

・処理をした人が十分な手洗いをしないこと

 

正しい処理をすることで、感染を防ぎましょう。