親知らず

こんにちは!歯科助手の小田桐です!🧸

まだまだ暑い日が続いていますが、夜は涼しかったりと秋が近づいて来ましたね🍁

今回は親知らずについてお伝えしていきます。
親知らずは抜いた方がいいのか?と疑問に思っている方も多くいらっしゃると思います。

実際に私も歯医者で働く前は親知らずについて詳しくなかったのですが、横向きに生えていたこともあり抜歯をしました!

大人の歯は15歳前後で生え揃いますが、親知らずは20歳前後で生えてきます。

一般的には上顎、下顎の左右2本ずつの計4本ありますが、上下左右4本揃っていない人や全く生えていない人など個人差があります。また、生えてくる方向が通常と異なり、埋まった状態になっていたり、傾いてきちんと生えてこない場合もあります。

⚫︎痛みが出る理由⚫︎
虫歯になっていないのに親知らずが痛むことがあると思います。
原因は様々ですが、特に多いケースは、親知らずが歯肉を押し分けて出てくる時に歯の上にある歯肉が、上のアゴの歯に噛まれて傷ついてしまうことです。

また、歯の周りに汚れがたまっていたりすると、細菌の感染により炎症を起こしてしまいます。こうなると口が開かなくなったり、熱が出たりして痛むようになります。

⚫︎抜いた方がいい場合⚫︎
①虫歯や歯周病がひどく進んでいる
歯ブラシが届きにくく磨くのが難しいため、汚れがたまってしまい、親知らずとその手前の歯も虫歯や歯周病になりやすくなります。

②親知らずが少しだけ見えている
親知らずが生えてくるスペースがない場合には、斜めになっていたり、横に倒れていることがあります。歯肉がかぶったままになり炎症を起こしやすくなります。

③歯ぐきや頬の粘膜を傷つけてしまっている
上の親知らずが生えてくると、下の歯茎を噛んでしまい、噛み合わなくなってしまうので痛みを引き起こします。また、顎関節症を起こす原因にもなります。

⚫︎何歳で抜くべきか⚫︎
親知らずの抜歯は、20代~30代のうちにするのが良いと言われています。
若ければ若いほど骨がやわらかいので抜きやすいことが多いです。

反対に高齢になればなるほど骨は硬くなり、歯は抜けにくくなります。さらに高齢になると糖尿病などの全身疾患を患っている方も多くなるため、外科処置自体にリスクを伴い、一般的な歯科医院では抜歯が難しくなる可能性もあります。

親知らずの抜歯の痛みを少なくするためには術前と術後のケアが大切になります。また、抜歯する場合は早い時期の方が望ましいです。
親知らずが気になっている方、痛みが出ていてお困りの方は、ご相談ください!✨