子供の習癖

こんにちは!衛生士の富岡です🌻

やっと、オリンピックが開催されましたね!私はスポーツが好きなので待ちに待ったオリンピックとなりました。それにしても、日本勢の勢いが止まりませんね😆仕事がありリアルタイムで見られないため沢山の試合を録画しているのですが、見るのが追いつかないですね😅まだまだ試合はあるので、白熱した試合を見られればいいですよね😊パラリンピックもあるので皆さんも一緒に応援しましょう📣

 

さて、最近お子さんの「歯並びが気になる」、「指しゃぶりをやめられない」というお話を伺う機会がありました。今回は指しゃぶりが及ぼす悪影響など子供の習癖についてお話しします。

まず、歯並びは唇や頬、舌の筋肉のバランスが関係しています。舌の誤った使い方や唇・頬・舌の力のバランスの不均衡は歯並びに悪影響を及ぼしてしまうのです。また、様々な癖によっても歯並びは変わってきます。今回は代表的なものを4つお話しします。

 

1️⃣吸指癖(指しゃぶり)

悪影響上顎の前歯が唇の方向へ傾斜、下顎の前歯は舌の方へ傾斜、上顎前突(出っ歯)、開咬(奥歯が噛み合っているが、前歯に隙間がある)、上顎の歯並びが狭くなってしまいます。

 

2️⃣咬唇癖

上顎の前歯の裏側に下唇をかみ込もうとする癖のことをいいます。逆に上唇をかみ込もうとする場合もあります。

悪影響→下唇をかむ場合は上顎の前歯の唇の方向への傾き、下顎の前歯の内側への傾斜や上顎前突(出っ歯)が見られます。

 

3️⃣弄舌癖

舌を上の前歯と下の前歯の間に入れ込む癖のこといいます。この癖がある方は飲み込む際の動作に異常がある場合があります。

悪影響上下の前歯の唇の方向への傾斜、開咬(奥歯がかみ合っているが、前歯に隙間がある)、すきっ歯などが見られます。

 

4️⃣咬爪癖

爪をかむ癖のことをいいます。3歳ごろからみられ、小学生の頃に増加します。原因としては精神的な緊張の高まりがあげられます。

悪影響正中離開(上の真ん中の前歯の隙間)、叢生(部分的に歯が重なってしまう歯並び)が見られます。

今回は4つの習癖についてお話しさせていただきました。将来の歯並びに影響してくるため、早い段階からやめることを促す必要があります。しかし、指をかむことや爪をかむことなどは精神的なものが原因として考えられる場合もあります。もしお子さんで今回お話しした習癖がある方は、お子さんが知らぬ間にストレスを抱えている場合もありますので、一緒に話す時間や遊ぶ時間を設けることもいいかもしれません。