皆さんこんにちは!!
歯科衛生士の小比類巻です🛼
梅雨も明けて夏が本格的に始まりましたねッ!気温が高くなってきているため水分、塩分の補給をお忘れないように体調管理には気をつけてください!
さて、今回は喫煙についてお話します🚬
タバコは全身疾患やお口の状態に悪影響を及ぼします。
💡タバコはなぜ悪いのか?
・ニコチンによる血管収縮作用
・歯茎の繊維化
・歯を支えている骨を溶かす
・白血球の機能の抑制
・歯茎の修復機能に対する悪影響
またタバコを吸うと歯が抜ける?といった話は聞いた事があるでしょうか、、、
平均的に喫煙者は、タバコを吸わない人と比べて3倍も歯周病になりやすくまた、2倍も多く歯が抜けてしまうのです。タバコを吸わない人の歯茎は、ピンク色で引き締まりがありとても柔らかいのに対し吸う人の歯茎は、少し黒みがかりニコチンにより血管が収縮され、血液がかよわなくなり、歯茎がかたくなってしまいます。
💡タバコによる全身への危険性
・口腔がん
胃や肺、腸のような臓器と同じように口の中(舌、頬粘膜)にもがんは発生します。喫煙やアルコール性飲料、不潔な口腔内環境、合っていない入れ歯などが関係しています。毎日タバコを吸っている人は吸わない人に比べて2.57倍も口腔がんにかかりやすくなります。またそのほかにも、肝臓がん、食道がん、胃がん、胃潰瘍、気管支喘息、気管支炎、肺炎、肺がんなどの危険性も高くなります!
※タバコは1日9本(平均5本)しか吸わなくても、死亡率は2.2倍になります。
※若年者の身体には、成長途中の細胞が多いため、タバコを吸い始める年齢が若いほどがんになりやすく死亡率が高くなります。また、未成年でタバコを吸い始めるとヘビースモーカーにもなります。
さらに受動喫煙についてもお話します
受動喫煙とは、、、
喫煙者本人ではなく、その周囲の人が間接的にタバコの煙を吸い込むことで、タバコを吸わない人でも、喫煙者と同様の影響があるとされています。
・同居人のタバコ👨👩👧👦
同居人がタバコを吸うことで周りが吸っていないのにも関わらず肺がんになりやすいことが判っています。
・父親のタバコ👨🏻
妊娠中の胎児には父親が20本以上吸っていた場合吸わない父親の3倍以上の割合で奇形児が産まれるといわれています。
・タバコと赤ちゃん👶🏻
家族がタバコを吸っていると子供は肺炎や気管支炎にかかりやすくなります。
・妊娠とタバコ🤰🏻
喫煙していた母親の子供は、非喫煙の母親からの子供より身長の発達が7〜9ヶ月遅れるだけでなく、知能も遅れているといわれています。
このようにタバコは身体やお口にたくさんの悪影響を及ぼす危険があります。少しでも多くの歯を残すために禁煙をしてみるのはいかがでしょうか?
自分の歯で美味い物をたくさん食べて元気で健康な毎日を送りましょう😋🍴✨