歯周病の予防


こんにちは!歯科助手の小田桐です☺︎

今回は歯周病の予防についてお伝えしていきます!

歯の健康を保つためには、主に歯科医院などで行う「プロフェッショナルケア」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア(歯磨き)」の2つをきちんと行うことが大切です。

この2つを積極的に実践し、むし歯や歯周病ができる前に予防することは、健康寿命をのばすことはもちろん、将来的に金銭面においても負担が軽くなります。

「やっと治療が終わったのにまた来るの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、定期健診を受けることは自分の歯を残すためには重要なポイントになるのです💡

1️⃣むし歯の治療だけでは歯が残らない

定期健診を受けた人と、治療だけを受けた人に比べると、年齢が高くなるにつれ、残存歯数に差が出てくると言われています。

若いうちから定期健診を受けていると、将来自分の歯を多く残せることが明らかになっています。

2️⃣歯を失う主な原因はむし歯だけではない?

40歳以上の方で歯を抜かなければいけない主な原因はむし歯だけではありません。

また、歯周病は痛みがないまま進行しますので、むし歯だけでなく歯周病予防のためにも定期健診を早くから受診されることをおすすめします。

3️⃣歯石を取るだけで歯医者に来ていいの?

「歯医者さんはむし歯の治療をする場所」と思っている方も多いと思います。

歯石は歯周病の主な原因です。歯石は歯磨きでは取ることができません。
歯石を取るのは歯科衛生士にお任せください!

🗣丁寧なブラッシングで予防対策

【むし歯も歯周病も原因はプラーク】

歯肉縁上プラーク→むし歯の原因菌が多い

歯肉縁下プラーク→歯周病の原因菌が多い

歯肉縁下にもプラークが蓄積します。プラーク内で細菌が繁殖し、歯周病を悪化させます。

歯肉縁下の歯周病ポケットにあるので、通常のブラッシングではきれいに落とすことができません。

大切な歯を失わないために…

1️⃣丁寧な歯磨き

口腔内に付着しているプラークをそのまま放置すると、細菌がますます増えてしまいます。

できるだけ丁寧に歯を磨き、プラークが増えすぎないように口の中の環境を整えていくことが大切です。

これは歯周病をはじめとする、全ての歯科疾患対策の基本です🦷

2️⃣歯科医院で定期的に歯肉縁下プラークを除去するのが大切です。

ご自身による歯磨きが重要です🪥

歯の健康を維持するためには、歯磨きとクリーニングのバランスがとれていることが大切です!