🦷日本の歯磨き文化🦷

保育士 兼 助手の渡邊です💁🏻‍♀️

今でこそ、いろんな種類の歯磨き粉や歯ブラシがありますが

昔の人はどのようにして歯のケアをしていたのか気になって調べていました。

今回は昔の人の歯磨きについて書いていこうと思います。

 

 

●歯磨きの始まりはインド🇮🇳

歯磨きの文化はインドで始まったといわれています。

釈迦が弟子に仏前で経を読む前などに木の枝を使って歯の掃除をすることを指導したと伝えられています。

釈迦の「口を清めよ」という教えは仏教とともに日本に入り、

上流階級の人々は口のケアが習慣になりました。

また、そもそも日本では仏教伝来以前から

「神に祈る前に口をすすぐ」という習慣があったという説もあります。

 

●古い巻物にも虫歯について描かれたものも

平安時代後期に描かれた、さまざまな病気や奇形に関する話を描いた絵巻物

「病草紙」は、その一部が現在も京都国立博物館に所蔵されています。

この中にある「口臭の女」は、

美しい女性に惹かれて近づく男性が

彼女の息の臭さに鼻をつまんで退散する様子が描かれています。

 

●江戸時代に虫歯急増

江戸時代になると、むし歯や歯周病などを患う人が急増しました。

その理由は、砂糖の普及だと言われています。

南蛮貿易によって持ち込まれた砂糖は

江戸中期には国内生産が盛んになり

それまで手の届かなかった甘いお菓子を庶民も楽しめるようになったのです。

 

●江戸時代のオーラルケア

江戸時代に急増したむし歯や歯周病は、どちらも口臭の原因。

同じ頃、口のケアに使用する「房楊枝」が普及しました。

今では「楊枝」といえば「爪楊枝」を思い浮かべますが

当時は歯全体をケアする歯ブラシとしての「房楊枝」と

歯石など細かい部分をケアする「爪楊枝」の2種類があったのです。

当時の房楊枝を見ると、柄にナイフ状の「舌こき」がついています。

歯をみがく歯木は世界に存在しますが、

柄に舌こきがついているのは日本だけとのこと。

口臭ケアへの関心の高さと、日常雑貨に工夫を凝らす日本人らしい一面が見られます。

 

●江戸時代のお口のケアは粋な証!?

江戸時代に遊郭があった吉原(現在の台東区千束)では

店は客の朝帰りに備えて、房楊枝と歯みがき袋、水を吐く「耳だらい」

水を入れたうがい茶碗を用意していました。

座って洗顔と歯みがきをスマートに行うことが、粋な遊び人であることの証とみなされていたようです。

また、江戸時代の川柳に

「親のすね かじる息子の 歯の白さ」という句があります。

働かずに身綺麗にしている若い男性を皮肉ったものですが

同時に、「口のケアをしていないものは粋ではない、野暮」

という価値観があったことも伺えます。

 

●昔の虫歯の治療法

虫歯の治療法ですが、庶民はおまじないや神仏にすがるしかありませんでした。

最後は虫歯が悪化して抜かれる運命でした。

歯を抜いた後、金持ちは入れ歯をつくり、庶民はほったらかしという状態でした。

歯を抜く時も麻酔なんかはありませんので激痛に耐えながら抜いたそうです、、、😱

 

いかがでしたか?昔の人も歯には気を使っていたんですね。

昔の人の歴史があってこそ、今の歯磨き習慣ができてきたんですね。