はじめまして、今月から勤務しております歯科医師の仲西と申します。
今回初投稿のため、自己紹介をさせて頂きます。
私は宮城県出身で、子供のときは現在ほど虫歯予防の概念もあまりなく、
歯周病の治療もほぼ確立されていないような環境で育ちました。
当時の歯医者に通う意味といえば、歯が痛くなったから行くような所という認識でした。
自分自身も虫歯を何本かつくり、治療を繰り返すような子供だったことを覚えています。
当時通っていた歯科医院は閉鎖的で、まだまだ昔のイメージが強く怖かったです。
それでもある日どうしようもできない歯の痛みが出たことがあり、怖いながらもなくなく歯医者に行ったのですが、それを当時診てくれた先生はすぐに直してくれました。
その時、その歯医者の先生に対して子供ながらにすごいな、と尊敬の念を抱いたものでした。
そういったこともあったからかは分りませんが、自分も歯科医師となり、
なったからこそは昔の怖い・痛いイメージを払拭したいと思うようになりました。
そのため、昔は歯に対して重要視していませんでしたが、入学してからは歯について詳しく勉強するようになり
歯の重要性、歯磨きの楽しさ、その他付随する知識を得て、
自分に対しても歯を大事にするようになりました。
結果的には自分のためにもなったわけです。おそらく歯医者にならなければ歯を失っていたかもしれません。
良かったと思いつつも人生どうなるか分からないものだなと思うところでもあります。
自分の強みとしては、患者さんと歯科医院や治療に対する恐怖心を共有できることです。
その上で治療に限らず歯を残すためのお話が出来ればと思います。
それからは、今まで数多くの先生方や患者さんに恵まれたのもあり、一人前の歯医者になるべく研鑽を積んで参りました。
回り道だったかもしれないと思っていたことも後々大きな意味をもつことも多く、
時々はそれらに振り回されつつも、流れ着いて現在かさはら歯科にお世話になることとなりました。
かさはら歯科は子供のころにあった歯医者とは違い、治療だけではなく、虫歯や歯周病にならないように予防治療をすすめている歯科医院です。
子供のころにこのような歯医者があって定期的にメインテナンスをしていれば、あの時虫歯の治療を繰り返すことも無かったかもしれません。
皆様の歯の寿命を延ばすお手伝いを出来ればと思います。
これからどうぞよろしくお願い致します。