歯に良い食べ物について

みなさんこんにちは!
歯科衛生士の山﨑です。
最近は梅雨の季節になり、ネガティブな気分になりがちですが、梅雨ならではの紫陽花や雨音を楽しみながら梅雨というものを楽しんで過ごしてみるとネガティブな気分も和らぐかと思いますので楽しみを見出して過ごしてみるのがおすすめです♫

さて、本日は歯に良い食べものについてお話します。

みなさん、好きな食べものはそれぞれあるかと思いますがそればかりを食べていると身体によくないだけでなく、歯にも影響が出ることがあります。

ここで、「ステファンカーブ」というものについてご説明しますね。

 

まず、お口の中はなにもいれていない状態ですと中性、つまりPH6~7程度に保たれています。
この状態では、虫歯菌や歯周病菌が活発に活動しにくいお口の中となっています。

しかし、食事をするとお口の中はだんだんと酸性に傾いていき、虫歯菌や歯周病菌が活発に活動しやすいお口の中になります。
この状態は、お口の中が酸性に傾いているので歯が溶けやすくなっています。
この溶けやすい状態が長く続くと、虫歯になってしまったり、歯周病になってしまったりするので、食べものの種類にも気をつけてみてください。

それでは、歯に良い食べものとはなにか?ということでお話していきますね。

①歯の基礎を作る食べもの
「良質タンパク質」
あじや秋刀魚といった青魚

牛乳
とうふなど

②エナメル質の土台を作る食べもの
「ビタミンA」
鶏肉
レバー
ほうれん草
にんじん
バターなど

③象牙質の土台を作る食べもの
「ビタミンC」
ほうれん草
みかん
さつまいも
キャベツ
レモンなど

④歯の石灰化を助ける食べもの
「カルシウム、リン」
ひじき
チーズ
しらす

牛乳
牛肉
豚肉
卵など

⑤カルシウムの代謝を助ける食べもの
石灰化の調整をする食べもの
「ビタミンD」
バター
卵黄
牛乳など

 

 

今、あげたい5つの項目にある食べものは全て歯を丈夫に作るうえでとても大切な食べものばかりです!

卵、お肉、野菜、魚、海藻類、乳製品など、みなさんの身近にある食べものが沢山ありますので、毎日の食事のなかで意識して食べるようにしてみてください。

そして、食事をする際は、急いで食べるのではなく、ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べるようにしてください。よく噛むことで顎の成長にもつながりますし、唾液が沢山出てくるので、お口の中をキレイな状態に保ってくれます!

それでは、今回ご紹介した
「歯に良い食べもの」を
日々のお食事の中に取り入れてみてください♫