生え変わり時期に気をつけたいことⅡ

こんにちは(^^)保育士・歯科助手の本多です!

前回、生え変わり時期に気をつけたいことのポイントを3つ記載しましたが、あと2つありましたので、続きを記載します。

ポイント④永久歯が裏側や横から生えてきたり、歯ぐきが腫れてしまったら小児歯科を受診する

乳歯がグラグラしているだけなら、自然に抜けるのを待っていれば大丈夫です。グラグラしていてもなかなか抜けない場合、乳歯の色がピンク色になったり黒ずんできたりすることがありますが、生えかわりがスムーズにいっていないだけで、とくに心配はいりません。

ただし、乳歯が抜けないまま永久歯が裏側や横から生えてきたり、すき間に細菌が入って歯肉が腫れてしまったりしているようなら、速やかに乳歯を抜く必要があります。口の中を見て、気になる症状がある場合は小児歯科を受診しましょう。

その他に、グラグラしているのが気になってお子さんが物事に集中できなかったり、ごはんを食べる時に痛がるなど日常生活に支障が出る場合は、歯科医院で乳歯を抜いてもらうのも一つの方法です。

ポイント⑤生えかわり期の歯みがきは、とくに念入りに

生えかわり期こそ、しっかり歯みがきをすることが大切です。永久歯の生え始めは歯質が弱く、むし歯になりやすいです。また、歯並びが複雑で凹凸しやするなるので、みがきにくく汚れが残りやすいです。永久歯が生え終わったころにはすでにむし歯になっているお子さんも珍しくありませんので、仕上げみがきは念入りにしてあげましょう。

グラグラする歯も他の歯と同じようにみがいて大丈夫ですが、気になる場合は、歯ブラシを持つ反対側の手の指を軽くそえて仕上げみがきをします。とくに一番奥の乳歯の後ろに生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」は、生えてきたことに気づきにくく、生え始めは他の歯より背が低いので歯ブラシが届きにくいため、汚れや食べかすが残りやすくなっています。ママの膝にゴロンと横になるなど、頭を固定してしっかりと奥までみがいてあげてください。歯ブラシを横から入れてみがくと毛先が届きやすくなります。

日本では、かつて家の屋根や軒下に、抜けた子どもの乳歯を投げるしきたりがありました。現在は住宅事情が変わったこともあり、専用のケースに入れて家で保管することが多くなってきました。ちなみに海外では、枕の下に抜けた乳歯を置いておくと、コインやプレゼントになって返ってくる「トゥース・フェアリー(歯の妖精)」という文化があります。

保管する場合は、しっかり水洗いして付着物を洗い流し、乾燥させてケースに入れます。最近では、抜けた歯の場所ごとに分けて保管できるケースもあります。お子さんと一緒に楽しみながら乳歯をケースに入れていくとよい思い出にもなりますね。

グラグラしている乳歯は、基本的には自然に抜けるのを待てばOK。とくに生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすいので、念入りに仕上げみがきをしましょう!

参照:育児と乳歯の情報サイトママ、あのね

長女には産まれてすぐに乳歯ケースをお祝いで頂いたものがあるので、そこに保管して、思い出として残しておいてあげたいと思っています。次女の分も用意しないとですね(^_^😉