ナイトガードについて


みなさんこんにちは!
仙台市宮城野区かさはら歯科医院
歯科衛生士の佐藤です(^_^)

日を追うごとに蒸し暑さが増していますね!
この時期は寒暖差が激しいので体調管理に気をつけていきたいですね!

今回はナイトガードについて
お話しさせて頂きたいとおもいます!

みなさんは歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?

歯ぎしり食いしばりが強い方の口腔内は、歯の表面に表面に小さなヒビ(クラック)が入っていたり、歯の先端がどんどん削れてしまい、歯の先が平らになり短くなっていたり、上顎や下顎、または歯茎の部分にできる硬い骨のふくらみ(骨隆起)ができていたり、歯の根元がくさび状に削れていたり、自覚されている方もいますが、お口の中を診査して初めて気づく方もたくさんいらっしゃいます。

歯ぎしりは夜間に無意識に行っていたり、スポーツや勉強をしていて集中している時に多く、なかなか気づきにくいものです。



歯ぎしりやくいしばりは歯周病の悪化を招いたり、歯の摩耗、歯の破折、歯がしみる、虫歯の進行を早める、噛むと痛い、被せ物が外れやすい、顎が痛い、口が大きく開かない、口を開けると音が鳴るなど口腔内に悪影響を及ぼし、さらに頭痛、肩こり、めまい、腰痛
など全身にも及ぶことがあります。

歯ぎしりやくいしばりの原因は、はっきりと分かっていませんが、ストレス、噛み合わせが悪い、睡眠障害、集中・緊張している時、力仕事、スポーツをしているときに多いと言われています。

また歯ぎしり食いしばりは3つの種類があります。


⭐︎クレンチング → 上下の歯を強く噛みしめたりくいしばったりすること

⭐︎グライディング→ 上下の歯をギリギリと強くこすり合わせること

⭐︎タッピング→ 連続的にカチカチと嚙み合わせること

○歯ぎしり食いしばりの治療方法

⭐︎ストレス軽減
食いしばりは、環境の変化など大きなストレスが加わったことが原因で起きることがあります。ストレスをコントロール出来るように、リラックスする方法を見つけることも大事です。

⭐︎咬合治療
噛み合わせが原因と考えられる場合は、歯と歯が均等に当たるように噛み合わせを調整
し、症状の改善をはかります。

⭐︎自己暗示
ギュっと噛みしめていると思ったら歯と歯を離し、くいしばらないように意識する。


⭐︎ ナイトガード
睡眠時の食いしばりの為に「ナイトガード」というマウスピースを使用して、ダメージを軽減致します。
ナイトガードは就寝前、上顎に装着します。 朝起きたら必ず外し、歯ぐきは粘膜を休ませるようにしてください。

お手入れは柔らかめの歯ブラシやスポンジなど流水で洗浄するようにしてください。

ポリデント等は洗浄力が強いので、ナイトガード専用の液かリテーナー用の洗浄液がベストです!

大切な歯を残し、全身への負担を軽減するためにも、まずは歯科医院へ相談し、ご自身に合った方法で予防をしていきましょう!