子どもの歯が抜ける順番

こんにちは✨歯科衛生士の畑山です😃

今回は、患者様からよく伺う、子供の歯の抜ける順番についてお話しさせていただきます。
子供の歯(乳歯)は全部で20本です。この20本は全て抜けます。
大人の歯(永久歯)は全部で32本です。その内4本は親知らずで、生えないケースも多いです。

通常乳歯は6歳頃から抜け始めていきます。下の前歯から抜けることが多いです。
永久歯は同じくらいの頃、歯が今まで無かった一番奥に生え始めます。これを6歳臼歯といいます。

上あごの乳歯が抜ける時期は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aが7歳半、Bが8歳
Cが10歳半
Dが10歳半
Eが11歳半
下あごが、
Aが6歳
Bが7歳、
Cが9歳半
Dが10歳
Eが11歳です。
※多くはこの年齢付近で生え変わってきますが、個人差があり、約2年程前後することがあります。

乳歯が生えてくる過程で斜めに生えてくるなど、きれいに生えてこないことは珍しくありません。あごの成長にともなって歯の向きやねじれ、位置などは自然と治ってくることが多いです

乳歯が生えきってからも、歯と歯の隙間が気になるお子さんもいらっしゃるでしょう、乳歯の場合は、むしろ隙間があることが正常です。永久歯に生え変わり始めても、あごの成長や隣の歯の影響を受けて歯の向きなどは変化していきます。明らかに斜めに生えてきたり、明らかに違う位置から生えてきたりなどがある場合は、早めに歯科医院で診てもらうとよいでしょう

🦷乳歯前歯の隙間

乳歯前歯で歯と歯の間に隙間がある場合、これは問題ありません

乳歯から永久歯に生え変わるまでの間もあごは成長し続け、前歯など歯と歯の間に隙間が空くことがあります。これは、永久歯がきれいに並ぶためにスペース確保をしている証拠。むしろ乳歯の時点で歯と歯の間の隙間がない場合、あごが小さく、将来的に永久歯がきれいに並びにくい可能性があります。

 

🦷生え変わり途中(乳歯・永久歯)前歯の隙間

永久歯へ生え変わり途中での前歯のすきっ歯は、歯科医院に相談し様子を見ましょう成長とともに前歯の隙間がふさがることもあるからです

特に乳歯や、生えたての永久歯は歯ブラシが当てにくく虫歯になりやすい歯なので、定期健診で歯のお掃除をしてフッ素塗布を行い、磨き残しの多い患者様には歯ブラシ指導を行っております。磨き残しが残りやすい奥歯の溝には、虫歯予防のお薬を詰めるシーラントという処置を行う事も可能です。

疑問に思われている事がありましたらお気軽にご相談ください✨