皆さんこんにちは
歯科助手の小山です。
新年度がはじまり、当医院にもフレッシュな新人さん達が入社しました。
これから一緒に働いていく仲間として、成長がとても楽しみです!
突然ですが
皆さん、歯医者にくると
“検査がおおいな~、トラブルだけ治してよ”
なんて思ったことはありますか?
今回はなぜ検査をするのか、どんな検査をするのかについてお話します。
例えばもし、あなたが歯が痛くて来院した場合、、
まず当医院ではじめてお越し頂いたり、前回から期間が空いて来院された方には
Dr.がお口の中を確認して検診、
・虫歯の状態
・歯周病の状態
・歯の揺れ具合
を確認します。
しかし、目で見ただけでは詰め物の下で進行してしまっている虫歯、根っこの状態、歯を支えている骨の状態、被せものがしっかり合っているかなど確認するのが難しいです。
そのためレントゲンを撮っていきます。
レントゲンには
・お口全体を撮影するパノラマ
・部分的に拡大して撮影するデンタル
の二種類があります。
そして、最後にお口の中のカラー写真を撮影します。
こちらはお口の中にフックやミラーをいれての撮影です。
検査結果の数値では残せない、歯茎の色や腫れ、下がり具合、詰め物や被せものの状態、トラブルが起きている歯の状態を画像として記録していくことで今後治療を進めていきどう変化していくかの比較材料となります。
なぜ、こんな検査をするのかというと
①痛い原因が虫歯のせいとは限らない
見た目だけで痛い原因が虫歯だけのせいと決めつけることが難しいです。
いろいろな原因を検査して一番可能性が高いところから治療していきます。
②虫歯が大きすぎて被せものになった場合、いろいろな制約が出てくる。
虫歯が大きすぎて神経の治療をした場合、その後被せものの治療をしなくてはいけません。
もしもその被せものを保険の治療でするときは「歯周病が安定している歯だけしか被せものをしてはならない」という制約があるため、歯周病の検査が必須になります。
このように、多角的に検査を行うことで
痛みの原因を解明して、その状態にあった最善の処置を行うことができるのです。
一度削った歯は一生戻りませんし、大人の歯は抜いたらもう生えてきません。
できるだけ、今後も歯を残していけるような処置をするために当医院ではしっかりと検査と診断を行っています。
今回は検査についてのお話でした。
歯医者ではなぜこのような処置をするのか?これほんとに必要なの?と疑問に思うことも多いと思います。
当医院でもなぜ必要なのか事前に説明をすることを心がけておりますがもしご不明な点がありましたらお気軽にドクター・スタッフにお尋ねくださいね
歯の健康を保つため一緒に頑張っていきましょう