冷たいものがしみる時

皆さんこんにちは!

歯科助手の小山です^o^

このコロナ渦の中で二度目の春がやってきましたね。

昨年に引き続き感染拡大防止のためにお花見等はできませんが、それでも桜は見るだけでも元気をもらえるものです。

この自粛期間を乗り越え、またお花見ができる日が待ち遠しいですね😃

 

そしてお花見で飲みたくなるのはキンキンに冷えた飲み物

夏がくればアイスがたべたくなりますよね~

そんな、冷たいものを食べたときに

歯がキーーーンと痛むことはありませんか?

普段からそれが痛くて冷たいものを避けている

なんて方もいらっしゃるかもしれません。

さて、その症状の原因はなんなのでしょうか?

その痛みがずっと持続して痛むとき、それは虫歯の場合もあります。

ただ、その痛みが冷たいものを口にしてから10秒くらいで治まるようであれば、それは『知覚過敏』の可能性が高いかもしれません。

 

『知覚過敏でしみるのはなぜ?』

歯の構造は外から、硬い層のエナメル質、象牙細管をもった象牙質、歯髄神経、となっております。

一番外にあるエナメル質がなんらかの原因で削れてしまったり、剥がれてしまったり、薄くなってしまったりすると、象牙質が剥き出しになってしまいす。

そうすると、象牙質には象牙細管とよばれる管がとおっており、その管のなかの内容液が移動し外からの冷たいものや歯ブラシによる刺激等をすぐに神経にまで伝えてしまいます。

そうすることで脳にも伝達しキーーーンとした痛みにつながります。

これが知覚過敏のメカニズムのようです。

それでは何が原因で象牙質が剥き出しになってしまうのでしょうか??

★誤ったブラッシング

歯ブラシの圧が強すぎたり硬い歯ブラシで強くごしごし磨いたりすることで、エナメル質が傷つけられ、象牙質が剥き出しになることがあります。毎日する歯磨きが誤ったやり方だと積み重なり知覚過敏に繋がる可能性があります。

★歯周病の進行や加齢

本来歯肉に被さっている歯の根本が、歯周病が進行したり、加齢が原因で歯肉が退縮することで歯の根本がみえてしまいます。歯の根本というのはほとんどエナメル質はなく元から象牙質が剥き出しになっているので知覚過敏につながります。

★歯ぎしり、くいしばり

夜寝ている間、知らずのうちにギリギリと歯ぎしりをしていたり、ストレスなどでぐーっと噛み締めていることはないですか?歯に大きな力がかかっており、硬いエナメル質同士が擦れることで象牙質が剥き出しになってしまいす。

また、歯並びや噛み合わせが悪かったりすると、一部の歯への負荷がおおきくなり、これも知覚過敏へと繋がります。

など、知覚過敏になる原因は様々あります。

また、知覚過敏への治療の仕方も原因にあわせて

様々あるので、

『私、知覚過敏症かもしれない、、』

と思ったらすぐに、ドクターやスタッフに相談してみてくださいね。

知覚過敏を放っておくと、痛くて歯ブラシをしにくくなり、そこに汚れがたまり、それが虫歯やまた歯周病を進行させる原因になってしまうので治療をすすめていきましょう。

また、なんといっても冷たいものが美味しく食べたり飲んだりできないのは嫌だと思います…

皆さんが健康で豊かな生活を送れるように

サポートしていきたいと思いますので

わからないことがあればお気軽にお尋ねくださいね😊