こんにちは😊保育士兼歯科助手の渡邊です。
節分にバレンタイン、、、楽しいイベントが終わり、もうすぐ今年度も終了です。
1年が早々と過ぎ去っていく時間の早さに戸惑いながら日々働かせて頂いております🙇♀️
今年度はさらにステップアップできるように新しいことにもチャレンジしてみたいなと思っております!
今日のブログは『子どもの永久歯が黄ばんでみえるのはなぜ?』
このことについてお話ししていきたいと思います。
私自身、息子の歯が生え代わり、永久歯が顔を出したあたりから、
「あれ、なんか黄色い?」と思うことが増えてきました。
周りの乳歯と比べると永久歯が黄色に見えるのです。
ちゃんと磨いているんだけどな。子どもの歯磨き粉だからかな、、、。
なんて思い、大人の歯磨き粉で磨かせて
スースーするよ〜🤣と嫌がられてしまった事も😂
調べてみると乳歯と比べると永久歯の方が黄色いと言うことがわかりました。
歯の色は、永久歯と乳歯を比べると
誰でも永久歯の方が黄色いそうです。
歯はエナメル質という硬い組織で覆われていますが、
エナメル質は無色な半透明をしています。
すなわち歯の色はエナメル質そのものの色ではなく
その内側にある黄色味がかった象牙質の色を反映して見えています。
黄味具合は、象牙質の厚みによりかわります。
ですから、象牙質が厚い永久歯は乳歯に比べて、黄色く見えるのです。
特に、乳歯と永久歯が混在しているときは
永久歯の黄味が目立ってそう見えてしまうのでしょう。
だんだん生え変わった永久歯が増えてくれば、気にならなくなることが多いようです。
でも黄色いんですけど!汚れてますか!?
って気になる事もあると思います。
もちろん歯が黄色に見えるのは、歯の汚れが原因であることも多く認められているそうです。
汚れには、歯ブラシで丁寧にみがいて取ることができるものと
そうでないものがあります。
まずは、歯ブラシで丁寧にみがいてみましょう🦷
歯垢(プラーク)であれば
歯ブラシやフロス(糸ようじ)できれいにする事ができます。
簡単に取れないものには、茶渋や食べ物の中の色素が表面についている場合と、
既に初期の虫歯になっている場合があります。
虫歯の場合は、、、
虫歯の初期は歯の表面の白濁です(光沢がなくなってチョークの様な感じに)
更に進行するとその部分の茶色〜黒色に着色してくると同時に歯の表面から破壊されて行きます。
放っておくとどんどん色が濃くなるだけでなく、虫歯が更に進行していきます。
初期の虫歯の状態であれば、フッ化物を上手に用いて、
毎日の歯の手入れをすることによって進行をくい止めることができます。
かさはら歯科医院では、お子様の検診で
毎回フッ素磨きを用いて診療をしています。
定期的に塗布していくことで
虫歯になりにくい歯を作るお手伝いが出来ると思います。
お気軽にスタッフやドクターにお声がけ頂ければと思います。
参考:日本小児歯科学会