託児室新聞 きっずるーむ 2021年2月号

寒い日が続いていますが、子ども達の元気な声が託児室を暖かくしてくれています。
風邪やコロナウイルスに負けず、元気に過ごしていきましょう!!

お話

下の前歯が生えたら歯磨きをしよう!!

授乳や離乳食の後、ガーゼか脱脂綿を人肌のお湯に浸して、丁寧に歯の周りを拭くことから始めましょう。
なんでもお口に入れる時期は、歯ブラシをおもちゃ代わりに持たせ、歯ブラシに慣れさせることも大切です。1〜2歳頃になったら、やわらかい乳児用の歯ブラシでお母さんが、3歳頃からは幼児用歯ブラシでお子さん自身が磨く習慣をつけるようにしましょう。

子どもの歯磨きのポイント!!

乳児の虫歯になりやすいところは、上の前歯(歯と歯の間、歯と歯茎の境目)臼歯(噛み合わせで歯と歯の隙間)などです。

歯磨きをしてあげるときには、子どもをまっすぐに寝かせます。(あぐらを組んだところに頭を置いてあげると安定します)

広がった歯ブラシは使わないようにしましょう。(思考を綺麗に落とすことができないだけでなく、歯茎を傷つけます。)

子どもが一人で、安全に歯磨きができるようになるまでは、お母さんの仕上げ・点検磨きが必要です。

大切なおやつ

こどもにとってのおやつとは?

こどもにとっておやつは、3度の食事で取りきれないエネルギーや栄養素を補うのが基本の役割です。
2〜3歳の活発な活動量ではますますお腹が空くので、水分補給と空腹を満たす目的からおやつが必要になっていきます。
また、おやつには「お楽しみ」という要素もあります。
栄養素を補うため、空腹を満たすため以外にも、心の栄養にもなるおやつは、子どもにとっても大切です。

おやつの取り方のポイントは?

  1. 食事に響かない量を与えましょう!
    おやつだけでお腹を満たそうとするのは、よくありません。
    またおやつを食べすぎて食事量がへってしまわないように、おかわりはさせないようにしましょう。
    「今日の分」など、食べる量だけお皿に出すのがおすすめです。
    食事との間隔は2〜3時間空けるようにしましょう。
  2. 泣き止ませるためのおやつはやめましょう!
    子どもがぐずったり泣いたとき、ついおやつを与えていませんか?
    おやつによって子どもの機嫌がよくなったり、泣き止んだりするため、大人は気軽に与えがちですが、これが習慣化してしまうと、こどもが自分から感情や欲求表現をする機会を奪うことになってしまします。
    ぐずったら抱っこするなどして、気分転換をしてあげましょう。
    おやつはお腹が空いている時だけと割り切る大人の姿勢も大切です。