顎関節症について🦷

皆さん、こんにちは♪

かさはら歯科医院、歯科衛生士の横澤です。

最近また、雪が降ったり、風が強い日々が続いておりますね。

春の長閑で、ぽかぽかとした日差しの訪れが恋しいものです。

ちなみに、来月の節分は暦のずれの影響で1日早まり124年ぶりに22日となる珍しい年になります👹

更に、今年は『節分』と『初午(はつうま)』が2日並んでいるため、恵方巻きと初午稲荷にちなんで、いなり寿司もともに売り出されているようです♪

皆さんも今年は、恵方巻とともにいなり寿司もいかがでしょうか?

さて、本題に入ります。

今日は『顎関節症』についてです。

近年、日本では顎関節症でお悩みの方が性別や年代を問わず増えているといいます。

一昔前は、噛み合わせが原因とされ、歯を削ったり矯正による噛み合わせの調整が行われてきましたが、最近の研究で顎関節症と噛み合わせの関連性はほぼないことが判明しました。現在では、マウスピースを用いた緩和治療が主流となっています。

まず、顎関節症とは何でしょうか?

皆さん、口が大きく開かない、口を開けるとあごが痛い、あごの音が鳴るなどの経験はおありですか?

それが、顎関節症の代表的な症状です。

では、原因は?

ほとんどが、顎の関節の機能自体の問題ではなく、歯ぎしりや日常的な噛みしめなど、自分では無意識に行っている顎周辺の筋肉の過緊張が引き金になっているといいます。

このうような無意識の過緊張は、仕事や人間関係など日常的なストレスが大きく関わっていると考えられます。

また、このコロナというご時世もあり、長時間のパソコン業務などによる姿勢の崩れや、肩こり・首こり、骨盤の歪みのほか、左右どちらか一方ばかりに負荷をかける癖なども発症の原因になります。

治療法として、

無意識の食いしばりを防ぐためのマウスピースや顎のマッサージ、硬いものを食べるのを控えるといった方法があります。

その中でマッサージ法のやり方をご紹介します!

1.咬筋のマッサージ

aのように咬筋に手を当てて、歯を食いしばり、膨らんだ部分がマッサージを行う部分です。ここに硬いしこりを感じられる場合、bのよつにさする・揉む・押すなどしてマッサージしましょう。

2.側頭筋のマッサージ

cのように側頭筋に手を当てて、歯を食いしばり、膨らんだ部分がマッサージを行う部位です。ここに硬いしこりが感じられる場合、dのようにさする・揉む・押すなどしてマッサージしましょう。

まずは、顎の痛みに心当たりのある方は

歯科を受診してみましょう。

かさはら歯科でお待ちしております。

参考文献:ドクターズ・ファイル〜最近増えている顎関節症原因は噛み合わせではなかった〜

ザ・クインテッセンス出版(株)