おやつと虫歯

みなさんこんにちは!歯科助手の山家です!😊最近風も強くて寒さが余計に感じられてつらいですね😢コロナにかからないように、そして風邪もひかないように手洗い・うがい・マスクしっかり続けましょうね!

今日は、食事をした時のpHの変化についてお話したいと思います!食事をとると、pHは下がり続けますが、たくさん噛むと唾液が出てくるので、その唾液の作用により、pHは元に戻ります。食事をとり始める時はpHが7〜8ほどですが、糖質を摂取することによって、細菌による酸が発生して、歯が溶けやすい虫歯になる危険性が高い領域になってしまいます。ですが噛むと出てくる唾液によってまたpHが元の値に戻っていきます。この作用を再石灰化といいます。

三度の食事のみだと脱灰する時間と、再石灰化する時間がバランスよく取れて虫歯になりにくい状態を保てます。

ですが、三度の食事にプラスして間食を入れると、その分脱灰する時間が増えて、しっかり再石灰化して元の状態に戻すまでに時間がかかってしまいます。

なので、極力間食をとるときは1日1回にして、ダラダラと食べないようにしましょう。この時間におやつを食べると決めるのもいいかもしれませんね👌

そして、食事をするときはしっかり噛んで唾液をたくさん出すように心がけましょう。わたし自身食事の時にあまり噛まずに飲み込んでしまうので、たくさん噛んで唾液を出してむし歯を予防できるようにしたいと思います!!

また、寝ている時は唾液が出にくいので、寝る1〜2時間前に飲むものはお茶か水にしましょう!どうしても糖質が含まれてる飲み物を寝る直前に飲んでしまうと、再石灰化しずらくなってしまうので気をつけるようにしてみてくださいね!

最後に、虫歯になりにくい間食におすすめのものを紹介します。フッ素が含まれているものを間食にするといいのですが、フッ素にはどういった効果があるのでしょうか?1つ目は、虫歯予防です。フッ素イオンが細菌の働きを抑制して、酸を作らないようにしてくれます。2つ目は、エナメル質の再石灰化です。エナメル質とは歯の表面の白い部分のことをいうのですが、その部分や一つ下の柔らかい部分の象牙質から、リン酸カルシウムの結晶が溶けだすことを抑えてくれる効果があります。

こういった作用を含む食材は、魚類・海藻類・塩・緑茶・ビール・味噌・りんご・みかん・ミネラルウォーター・めざしなどがあげられます。

ぜひ参考にしてみてください!!

編集日令和3年1月31日