セミナーに参加しました

 こんにちは。
 かさはら歯科医院、歯科医師の角田です。
 そろそろ1月も終わりですが、皆さん体調は崩されていませんか。今年の冬は例年にないほど雪がたくさん降りまして、色々と過ごしにくい日が続いていますね。改めて、やはり仙台は雪国なんだと感じます。
 さて、今回は1月の初めに東京医科歯科大学で開催されました、Men of CR コンポジットレジン修復2021- というセミナーに参加させて頂いたことについて書かせて頂きます。
 セミナーの開催日が8日、9日の二日間でしたので、東京で緊急事態宣言が発令されたのが6日ですから、その直後ということになります。本心、その状況の中で仙台から東京に向かうことには不安でしたが、東京医科歯科大学の感染対策の厳重さにむしろに驚き、安心してセミナーを受講することが出来ました。
 講師は静岡県の浜松市で開業されている田代先生、東京医科歯科大学のう蝕制御学分野の保坂先生の御両方が担当されていました。
 セミナーの内容は、コンポジットレジン修復について、接着のメカニズムといった基礎的な内容から、応用的な内容として口腔内で歯牙を直接再現するようなテクニックまで、とても幅広い内容でした。私は歯科の治療では、コンポジットレジン修復は好きな分野ですので、とても興味深く、楽しくお話を聞かせて頂きました。
 今回のセミナーを受講させて頂いたことは、改めてコンポジット充填の奥深さについて考える良い機会となったと感じています。
 むし歯をコンポジットレジン修復にて治療するとしても、むし歯を削って詰めて終わり、だけではなく。例えば、どこまで歯牙を切削するのか、どんな接着システムを用いるのか、どのコンポジットレジンを用いるのか、研磨はどのシステムが良いのか、などと術者が選択を迫られるポイントは非常に多いです。
 今回のセミナーでは、私が触れたこともない材料やテクニックも多く紹介されており、私の治療における選択肢が大きく広がったことを感じました。
 以上、簡単ではありますが、私が受講させて頂いたMen of CR コンポジットレジン修復2021- について書かせて頂きました。どうしても、医院にこもりがちでは自身の選択肢の幅を増やすことは難しいものです。このご時世に積極的な外出は難しいところではありますが、私も積極的にセミナーなどに参加させて頂いて、新しい知識を学ぶことの重要性を感じました。