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咀嚼力について


みなさんこんにちは!^_^
歯科衛生士の佐藤です!

今年も余すところ残りわずかとなりましたね!今年もありがとうございました!

年末年始は残念ながらコロナウイルスの感染が収まらないまま迎えることになりました。

本来なら、忘年会や新年会、帰省や初詣や旅行などといった楽しみの多い時期ですが、自粛や新しい生活様式の中でも楽しみを見つけて過ごしたいですね!

私は自粛生活の中で大掃除や自炊、映画鑑賞などまったり過ごそうと考えています(^_^)

みなさんはどのように年末年始を迎える予定ですか??


さて、今回は咀嚼力についてお話ししていきたいと思います!

人間は年を取ると体のあらゆる機能が衰えてきます。「立つことが難しくなり歩くスピードも遅くなる」「視力が悪くなり老眼鏡が欠かせなくなる」「耳が遠くなり会話が聞こえにくくなる」など、さまざまな現象が考えられますが、意外と見落とされがちなのが口腔機能の衰えです。

口の中に少しでも悪い予兆が見られると次々と負の連鎖を引き起こし、最終的には命の危険も考えられるのです。

こういった口腔機能の衰えを「オーラルフレイル」と言います。

オーラルフレイルと言ってもどのようなケースが考えられるでしょうか?

まずは筋肉の衰弱によって咬合力(こうごうりょく=噛む力)が衰えてきます。噛む力が衰えると、硬い食べ物を咀嚼することが難しくなり、よく噛まないまま飲み込むことによって消化不良となって胃腸への負担が大きくなります。

次第に噛むことが億劫になり、食事も噛みやすく軟らかい食べ物中心の生活へと変わっていき、ますます筋力は衰えてしまうのです。

加齢とともに歯が抜けることもオーラルフレイルに関係しています。

歯の本数が少なくなることで当然噛む力は弱くなります。歯の欠損については入れ歯で補うことができますが、やはり装着したときの不快感などもあって、これも食習慣に悪影響を与える要因と言えるでしょう。

人間は噛むことによってだ液が分泌されますが、だ液には食べ物の消化を助けてくれる作用があります。

同時に唾液は口腔内に溜まる雑菌の繁殖を防ぐ効果もあるため、だ液量の減少もオーラルフレイルを加速させる一因になります。

また歯を失うことで認知症のリスク増大につながると言われています。

理由としては、堅いものを食べなくなり、栄養不良になることの影響が考えららえます。歯を失って噛めない状態になると、生野菜などの堅いものを食べなくなります。

すると栄養学的に認知症予防に役立つといわれているビタミンCやビタミンEをはじめ、健康維持に必要なさまざまな栄養素が不足しやすくなります。

もうひとつは、柔らかいものばかりを食べ、噛む回数が減ることの影響です。噛むことによって歯の根の周りなどにある神経から、脳の記憶を司る細胞に刺激が伝わるしくみがあります。歯を失うと、その刺激が減り、記憶力などの脳の機能が低下することが考えられます。

そして栄養が不足すると脳や全身の筋力が衰え始め、外出機会の減少や体の不調が見られるようになります。

口にはもう一つ「しゃべる」という重要な役割もありますが、引きこもりがちになり、家族や友人と話す機会が減ることで口腔機能が十分に活用されず、会話を通じて得られる脳や心への刺激が少なくなり、意欲の低下につながります。

また最近では歯周病と認知症との関係についても明らかになっています。

こういった状態が長引けば要介護状態に近くなることは明白で、加えて栄養失調や感染症といったリスクも増大してきます。


噛むこと、飲み込むこと、しゃべること。何気ない日々の行為であっても、すべては健康を保つための重大な要素です。

高齢家族と暮らす人はもちろん、自らもきちんとした口腔ケアをおこない、健康増進そして将来の介護予防に努めていきましょう!!

 

 

 

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