免疫力を上げるちょっとしたコツ

こんにちは、歯科衛生士の和田です。

いよいよ年の瀬になりました。
今年はいつもと違うことが多く、長かったような短かったような…複雑な1年でしたね。
年越し辺りには強い寒波も来るようなので、元気に過ごすためにも『免疫力を上げるちょっとしたコツ』をご紹介したいと思います。

1. 体温に気を付ける
 体温が低いと免疫力は下がるそうです。お腹を温める足湯をする、ぬるめのお風呂にゆっくり入る、冷たいものを食べたり飲んだりしない、などに気を付けましょう。
ちなみに腋下で36.5℃必要とのことです。

2. 鼻呼吸をする
 お口で呼吸を続けていると喉のリンパが細菌感染を起こし、その細菌が心臓や肝臓などの内臓にも回って炎症を起こすこともあります。特に夜は寝ている間に口呼吸になりやすいので気を付けましょう。上を向いて寝ることが望ましいようです。
 もちろんお口の乾燥は細菌の増殖を促すため、虫歯や歯周病のリスクを高める原因にもなります。

3. よく噛む、両顎で均一に噛む

4. よく眠る
 1日の睡眠時間は成人が8時間、小児が9〜10時間は必要とのこと。もし眠れなくても身体が水平になっていれば、ある程度の休息の効果はあるそうです。

5. 運動をする
 免疫力を上げる目的であれば、歩いたり体操をしたりする程度の適度な運動で充分なようです。疲労困憊になるような過度の運動は避けましょう。

6. ストレスを溜めない、過労を避ける

7. マッサージをする
 これは私はあまり詳しくないのですが、足の裏でゴルフボールなどを転がすと足つぼマッサージになると聞きました。(笑)

8. 煙草を吸わない
 喫煙者の皆さんは耳だこかと思いますが「百害あって一利なし」です。身体の免疫力が下がるだけでなく、歯周病のリスク増加や症状の悪化を招きます。
余談ですが…歯周病専門医の先生は、まず初めに禁煙から治療を始める方も多いくらい深刻なことなのです。

9. バランス良く栄養を摂る
 現代日本人は「カロリー過剰、栄養不足」の傾向です。不足しがちなビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維は、かなり意識しないと必要量が摂れません。逆に脂質(不飽和脂肪酸)と糖質は過剰になりやすく、万病の元である肥満の原因です。
 年末年始でも暴飲暴食は避けましょう…私も気を付けます。

ここまで読まれた方はお気付きかと思いますが、至って普通なことの積み重ねが大切です。
日々の心掛けで免疫力を上げて、寒い季節も元気に過ごしたいですね。

それにしても今年の年末は出掛けることもなく、季節を感じる行事も縮小で寂しい…と思ったので、クリスマスに鹿肉を取り寄せてローストを作りました。
自宅で作れる難しくないレシピでも、ジビエ料理というだけで特別感があります。

皆さんも心身の健康にお気を付けて、良いお年をお迎え下さい!