口臭の原因とは?

こんにちは、歯科衛生士、和田です。

以前と比べると、口臭を気にされる方が増えてきているように感じます。
マスクを着用する時間が増えて、ご自分の呼気を感じる機会が多くなるからかも知れません。

口臭には、大まかに言うと3つの原因があります。

1. お口の汚れによる臭い
プラーク(歯垢)や舌苔(舌の白い汚れ)に含まれる細菌が臭いを発する場合。

2. 歯周病による臭い
特に進行した歯周病だと、歯周病の原因菌が発する独特の臭いや膿の臭いが原因となる場合。

3. 内科的な原因による臭い
胃腸の調子が悪いなど、消化器官からの臭いが呼気に出てくる場合。

これらの原因を、唾液の減少や口の中の乾燥がより悪化させてしまうことも考えられます。
ご年配の方や、口を開けたままになりやすい方は特にご注意です。

いずれも清涼感の強い歯磨き粉や洗口液、ミント味などのガムやタブレットなどでは一時凌ぎになってしまい、根本的な解決にはなりません。
もし「自分の口臭がきついかも?」と心配な時には歯医者でも相談して、原因に応じた対策をすることをお勧めします。

ちなみに、実は「気にし過ぎであって、実際はそれほどの口臭はない」という方も、結構いらっしゃいます。
生理的にある程度の口臭はあっても当たり前なので、しっかり対策をした上で、必要以上に気に病み過ぎないようにしましょう。

ところで、withコロナの生活でマスクが当たり前になりましたが、私は休日にも仕事中と同じような不織布のものを着けていることに飽きてきました。(笑)

そんな時に担当させて頂いている患者さんから手作りの布マスクを頂いたのですが、立体裁断で着けやすく、色鮮やかな和柄がとても可愛らしいです!
親しい友人も娘さんのために「女の子が絶対に外したくなくなるマスク」と銘打って、ファンシーな布マスクを手作りしていました。

手芸の素養がなくとも、今では洗いやすい機能的な素材や、お洒落なデザインのマスクも普及してきましたね。
その日の服装に合わせられるように幾つか揃えるなどして、少しでもマスク生活が楽しみになる工夫したいと思います。

(編集日2020年9月30日11時55分AM)