歯石って?

みなさんこんにちは!歯科衛生士の茂木です!7月も終わりを迎えそうですね🎋✨⭐️
みなさんいかがお過ごしでしょうか?ついに感染者0だった岩手県も2名のコロナ陽性者が出てしまいコロナウイルスが日本全土に広がってしまいましたね🦠😭
本来だったら東京オリンピックも開幕していて、日本いや、世界が熱狂の渦に包まれていたことでしょう!わたしは陸上競技男子4×100メートルリレーを楽しみにしていました🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️
すべてがコロナによって中止や延期になってしまいとても悲しいです😭
早くコロナが収束してくれることを願うばかりです🙏
そのためにも手洗いうがい感染予防を引き続き行っていきましょう!!

さて、今回は歯石について書いていきたいと思います!みなさん歯石って聞いたことがありますか?もじどおり、歯についた歯垢(プラーク)が唾液の成分(リン、カルシウム)と反応し、石のように固まってしまった状態をさします。個人差はありますが、歯垢(プラーク)が歯石に変化するまで2週間かかるという報告があります。
そして、歯石は歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の2種類に分類されます。歯肉縁上歯石は歯肉より上にある白色あるいは黄色味がかった色で、唾液中のリン、カルシウムと反応することで形成されます。
歯肉縁下歯石は歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)に面した歯根面に付着した黒褐色の歯石をさします。歯周ポケットからの浸出液中のミネラルの沈着により歯肉縁下プラークが石灰化して形成されます。
歯石の主成分はリン酸カルシウムで、その他の構成成分が、細菌の死骸やタンパク質が挙げられます。歯石は軽石みたいに表面がデコボコになっており、細菌が住みついて繁殖するには最高の環境になります。そのため歯石を蓄積したままそのままにしておくとプラークが付着しやすくなります。
歯石に住む細菌は歯周病口臭などのトラブルを引き起こす可能性があります。また、歯石は歯ブラシでの除去はご自分では不可能で、歯石は定期的に歯科医院で除去してもらう必要があります。
しかし、歯石の沈着を予防する歯磨きはご自身で行うことができます!柔らかいプラークの状態は適切な方法のご自身のブラッシングで落ちます!歯垢が歯石に変化する前に歯ブラシやデンタルフロスまたは歯間ブラシを使用してしっかりプラークを除去することが歯石予防につながります!歯石ができやすいのは唾液が分泌される下の前歯の裏側、上の奥歯のほっぺた側です、歯磨きを行う際はこれらの箇所を特に意識し、歯石の付着を予防をしていきましょう!!
次回は歯科医院で行う歯石とりについて書いて行こうかと思います!see you again👋