シーラントとは?

こんにちは。歯科衛生士の澤谷です。

今月は私の好きなアーティストが配信限定シングルを出したので配信されてすぐ購入して、最近は毎日のように聴いています。

「IN THE SUMMER」と「Route246」という曲の2曲です。
どちらも違うアーティストなのですが、とてもいい曲なので、興味がある方はぜひ聴いてみてください!!

また、29日には「カイト」というシングルが発売されました!
この曲は来年に延期された東京オリンピックの曲にもなっているのでこれから色んなところで聴く機会があると思います。
こちらもぜひ聴いてみてください!!

今回はシーラントについて書きます。

シーラントとは歯を削らずに、白いプラスチックの材料で歯の溝を埋めて、汚れや菌をそこに入りにくくして虫歯の発生を防ぐ方法です。

シーラントの対象となる歯は、萌出後間もない健全な乳歯、永久歯です。具体的には、
①臼歯の咬む面の溝が深い歯
②臼歯の側面の溝
③上の前歯の裏側の溝
④癒合歯の溝 が挙げられます。

シーラントをした後は、欠けたり外れたりしていないかやお口全体の確認として、定期検診で来て頂く必要があります。
そのときにシーラントが取れていた場合でも、もう一度付け直すことは出来るので、定期的にフッ素を塗って経過を見ていくことが大切です!

また、シーラントをしたら虫歯にならない。という訳ではありません。
シーラントをした後でも、フッ化物配合の歯磨き粉を使用して、毎日しっかりと歯磨きをしていくことが大事です!!

しかし、対象となる歯が生えてきたらすぐできる!
…とは限りません。

当院でも、「上の子がシーラントしてるので下の子もしてもらえますか?」という質問を受けることがあります。

ですが、シーラントをするためにはいくつか条件があります。
・お口を長時間開けられる。
・うがいが出来る。
・イスにちゃんと1人で座れる。(イスを倒しても暴れずにゴロン出来る。)
などがあります。

定期的に検診で来ていて、上記の内容やお口の状況を確認して、そろそろシーラントをしても良いかなという子の保護者の方には、シーラントを勧めています。

また、シーラント出来る歯が何本もある場合は、その子のお口の開き具合や唾液の量によって、一度に全部やるか、何回かに分けて行うかを変えています。

シーラントをしたときのお口の状況やどこまで出来たかをしっかりと説明させて頂いておりますので、気になることがある方は、お気軽にスタッフに質問してください。