皆さんこんにちは🎋
歯科衛生士の横澤です。
梅雨も明け、暑さも本格化してきましたね…
そろそろ、例年では仙台では七夕祭りが行われるころですね。
〜仙台の七夕祭りとは〜
東北の三大祭りの1つで、中央通りや一番町などのアーケード街と仙台駅周辺を中心に、仙台市内の各地の商店街や家庭などでも飾り付けが行われ、約3000本にも及ぶ七夕飾りで街中が彩られ、おまつりの期間中に約200万人以上の人々が訪れて賑わいます🎋✨
ただ、今年はコロナの影響でお祭りは中止されるようです…
当院では、毎年、待合室に笹を置いております♪
そこに、子供たちが願いを書いた短冊を笹に飾っています。
短冊の願い事を見ると、「コロナが早く終わりますように」「はやく普通に過ごせますように」など、自身の夢より、世間を思った内容の願いが多く、思わず子供たちにうるっとさせられました。
コロナ第二波が来てるいま、改めて自分の私生活、感染対策見つめ返そうと思いました。
前置きが長くなってしまいましたが、
今回は虫歯の進行についてのお話です😈
虫歯の進行は分類されていることをご存知でしょうか?
虫歯とは、専門用語で「カリエス」と呼びます。その頭文字のCをとって、Co〜C4と、
全てで5段階に分類されています。
ーーーーーーーー虫歯の進行度ーーーーーーーー
①Co:初期段階の虫歯。要観察歯とも言われる。歯の表層が溶け、白く白濁してみえる。症状はない。
②C1:歯の1番外側の層である“エナメル質“にとどまった虫歯。
茶色や、黒い着色がみられる。痛みはほとんどの場合生じない。
③C2:②のエナメル質よりも一層内側にある“象牙質“に及んでいる虫歯。
甘いものを食べた時に痛みを感じたり、冷たいものが滲みることがある。
④C3:虫歯が歯の“神経“まで達したもの。
細菌感染などを引き起こす。放置すると炎症広がり、根の先まで炎症が達する。
その後、根の先端から外へ炎症が及び、歯肉や頬部が腫れて、膿が出る場合もある。
⑤C4:歯の頭の部分がなくなり、根だけが残っている状態になったもの。ほとんどの場合は抜くことになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当院では、Co、C1段階の虫歯は経過観察させて頂くことが多いです。
理由としては、削ってしまった歯は元には戻らない為、代わりの詰め物をするしか無いのです。私たちは“Minimal Intervention”(最小の侵襲)を基本とし、出来るだけ削らない、出来るだけ歯を残すことを目指しております。
ただ、そこで重要になるのは定期的に歯科医院に来ていただくことです。
虫歯が進行して無いか、経過を見させて頂き、フッ素(溶けたエナメル質の修復、歯質を強化させる)を塗る事により虫歯の進行を抑制させます。
おうちでの歯磨きもとても重要ですが、虫歯の進行を確かめられるのは歯科医院だけです。
みなさん、定期検診はお忘れなく足を運んでください!!!