みなさんこんにちは。医療法人社団青葉会事務局の庄子です。いつもご利用いただきありがとうございます。
6月4日~10日まで「歯と口の健康週間」です✨
歯と口の健康週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定義をはかり、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とするものです。
いつもよりも歯の健康を意識してみて下さいね!
今日は歯に関するよくある疑問について書いていきます。みなさんの生活に役立てばうれしいです。
歯茎が黒くなるのはどうして?
生まれつき歯茎が黒っぽい人以外が「最近歯茎が黒ずんできたな・・」と思ったら、考えられる原因は、タバコ・差し歯などが原因として考えられます。
【タバコ】
タバコは身体によくないと誰もが知っていますよね。でも、どうしてタバコを吸うと歯茎が黒くなってしまうかというと、タバコに含まれるニコチンなどは、血管を収縮させてしまうので、血流障害が起こって内臓や歯茎にまで影響を及ぼすためなんです。
血行が悪いとお肌がくすんでボロボロになってしまいますよね?それと同じように歯茎も血行が悪いとくすんで黒くなってしまう感じです。
健康の為にもタバコは控えた方がよさそうですね。
【差し歯】
差し歯はどうして歯茎が黒くなってしまうかというと、差し歯に使っている金属が原因です。金属を使った差し歯は健康保険適用です。保険で使える最低限の材料なので、長い間口の中に入っていると酸化して腐ってしまいます。金属イオンが溶けだして歯茎に着色してしまい、それが歯茎が黒くなる原因になっています。
前歯に差し歯をしなくてはいけない場合は、歯の土台や被せ物には金属よりもセラミックなどノンメタルのものを使用した方が歯茎の黒ずみは回避できるでしょう。
【その他】
その他にも、歯周病が悪化して歯茎が紫や黒っぽくなってしまったり、糖尿病が原因だったりも考えられます。
歯を磨くときに、歯だけではなく歯茎もチェックしてみて下さいね。
歯茎をピンク色に戻したい
黒ずんだ歯茎をピンクに戻す処置もあります。歯茎に薬剤を塗って、歯茎の色素沈着やステイン除去を行います。ただ、健康保険適用ではないので、費用はかかります。
自分で出来る改善方法もありますので、ご紹介します。
まずタバコを吸っている方は禁煙しましょう。禁煙が難しければタバコの量を減らすだけでもいいです。そうすれば時間はかかりますが、だんだん元の色に戻ってくれるはずです。
また、血行が良くなるように歯茎をマッサージするのも良いです。
規則正しい生活も大事です。早寝早起き、運動、食事にも気をつけましょう。
そして歯周病が原因と考えれる場合は早めに歯科医院へ行きましょう。歯周病は歯を失ってしまう原因になるとっても怖い病気です。
歯磨きはインフルエンザなどのウイルス感染対策に有効だとご存知でしたか(・∀・)??日頃から丁寧な歯磨きを心がけてウイルスから体を守りましょう!!
歯は全身の健康にも深くかかわっています。歯を出して気兼ねなく笑うことやよく噛んで食事を楽しむことは免疫力アップにもなります。
歯の治療に不安がある方は治療の説明動画を是非ご覧になって下さい!言葉だけでの説明よりも分かりやすいと思います✨
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