こんにちは(^^)保育士の佐々木です。すっかり春の陽気になったものの、世間はコロナウィルスの話題で溢れていますね。皆さんは体調大丈夫でしょうか?引き続き、手洗いうがいを徹底し、3密【密閉・密集・密接】に注意していきたいですね。
今回は、栄養をとるためにも必要な食育についてお話していきたいと思います。食育では食に関する正しい知識や意識を身につけます。食生活の乱れは健康に関する問題の大きな原因です。そのため、子どもの頃から食育を行って健康的な食生活を身につけることが重要視されています。家庭生活の中で、食の知識や習慣を伝えるのも食育の1つです。
最近は、幼稚園・保育園や小学校、中学校でも「食育」という言葉がよく聞かれます。食事の日記をつけるという宿題もあるのだとか。しかし、あらためて「食育」といわれると、何をすべきか考え込んでしまう人も少なくはないようです。
そこで今回は、食育とは何かという解説に加え、家庭で気楽にできる食育の方法をご紹介します。
家庭で簡単に取り組める食育とは?
1日3回の食事のうち、2回は家庭でとることが多いでしょう。そのため、家庭は食育の場として重要です。日常生活を通じて、自然に食に関する知識や体験を少しずつ積み重ねていくのが、家庭における食育の在り方です。
家庭の「食育」は学校の「食育」とはちがう
食育の機会は食卓に限らず、スーパーマーケットや商店での食材の買い物や、台所での調理などさまざまなところにあります。
ふだんの生活のなかで、食の知識やマナー、習慣が身につくように、以下にご紹介するポイントを意識していきましょう。
食べ物に関する知識
次のような体験を通して、食に関する知識を身につけていくのが理想です。
- 食材に関する知識
買い物を通して、食材の名前、旬、産地、食材の選び方、消費期限に関する知識などを身につけます。 - 料理体験
家族と一緒に料理したり、家族が料理しているところを見たりすることで、料理の知識や技術を身につけます。 - 食材を育てる
簡単な野菜づくりや果物狩りを体験することで、食材に関する知識を増やし、苦手な野菜も食べられるようにします。 - 苦手なものを克服する
自分でメニューを考えたり、料理をしたりすることで、苦手な食材があっても、どのようにしたら克服できるか考え、実践します。
食事の基本的なマナー
家庭での食育では、家族とともに食事をすることで、食事のマナーや習慣を身につけることも重要です。
- 食事の前には手を洗う
- 「いただきます」「ごちそうさま」などのあいさつをする
- 配膳の仕方を覚える
- 食事を残さず食べる
- 正しい姿勢で食べる
食事に関する習慣づけ
毎日の食事で、正しい食習慣を身につけることも、将来にわたって健康を維持するために重要です。
- 1日3食、決まった時間に食べる
- 家族で楽しく食事をする
食についての知識は、すべての人に必要な、生きるための基本的な力です。そこで、食育として子どもの頃から身につけさせる必要があるので、まずは意識していくことが大切ですね。
参照:ALPINE