歯周病予防を始めよう!!

みなさんこんにちは( ´ ▽ ` )

歯科衛生士の井上です!!

コロナウィルスで皆さんご自宅で過ごす時間が多くなったのではないですか

これを機に歯周病予防を始めませんか?

歯を失う原因の第1位は歯周病です。
日本では、成人約80パーセントが歯周病たです。
5人のうち4人です!!
歯周病は、40代・50代で発症する病気と思われがちですが、実は20代から進行し30代で急増し、40代でむし歯より多くなります。そして、自覚症状が少ないまま進行しています。
そもそも歯周病とは、歯を支えている組織に炎症が起きる病気です。歯肉炎と歯周炎の2つに分けることができます。

歯肉炎🦷
プラークが歯の周りに付着することで歯肉に炎症が起こり、歯周ポケットが作られます。
炎症の原因であるプラークが除去されると改善します!!

歯周炎🦷
歯肉炎が進行すると、歯を支えてる骨(歯槽骨)にまで影響が及びます。歯ぐきから出血や膿が出たり、口臭も強くなります。
歯槽骨が溶かされてしまい歯がグラグラして、最終的には歯が抜けてしまいます。

歯周病の主な原因は、プラーク(歯垢)中の細菌です。
歯周病原生細菌から出される毒素によって歯周ポケットが作られます。ここは細菌にとって住みやすい環境です。
歯周ポケットの中では、歯周病原生細菌が毒素をどんどん作り出し、歯周病を悪化させていきます。
歯周病が悪化すると歯ブラシを当てただけで痛くなり、ブラッシングが疎かになります。
そうなると、さらに歯周病が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

そうなる前にご自身のお口状態をチェックしてみましょう!!

下記の症状がひとつでも当てはまる方は、歯周病かもしれません。

□歯をみがくと出血する

□歯ぐきが腫れている

□歯ぐきがムズがゆい感じがする

□口臭が気になる

□起床時の口腔内が不快感

□歯が動く(物がかみきれない)

□歯と歯の間に物がはさまる

□歯がしみる

□歯が伸びた感じがする(歯ぐきが退縮)

□歯の表面がザラザラした感じがする

(歯の汚れや歯石がついている)

皆さんチェックしてみてどうですか?
歯を磨く時に鏡を見てますか?
これを機にご自身の口腔内をみてみましょう!!
ご自身の歯と歯ぐきの状態を把握しましょう。
そして、歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)です。
毎日のケアで確実に歯垢を除去することが歯周病最大の治療であり、予防法です。
おうちでブラッシングしましょう!!