むしばのイロハ🦷🌈

こんにちは!

歯科衛生士の育村です🍎

 

もう立春が過ぎ暦の上では春🌸でも東北の冬の本番はこれから!!☃️

節分の日には、お昼にスタッフといっしょに恵方巻を食べました🤗

一年に一度、iPhoneに入っている方位磁針を使う日です☺️(笑)

先日来院したお子さんたちの話を聞いていると、

『鬼が来た!』『豆まきをした!』というお子さんが多数👹

イベントを通して、日本の四季の移り変わりを感じられることはいいことですね!

大人になるとなかなかそういう機会もないので羨ましいです🙄🎶

 

また、コロナウイルスの感染も連日ニュースに取り上げられていますね🤧

マスクはどこを探しても品切れ・入荷未定なところが多いよう。医療従事者も大変です😥

こういったウイルスや細菌の感染の予防は、外出時のマスク着用だけでなく、歯磨きも効果的なんだとか。

というのも、空気と共に口に入った菌たちが歯にくっつき、

その菌は食べ物といっしょに食道を通って体内に入ってしまい、各病気の感染リスクが高くなるため、

全身の入り口である口の中を、常に綺麗にしておくことが大切なんです🌟

虫歯菌や歯周病菌除去だけが、歯磨きの目的ではないんですね〜!考えてみれば確かに…🤔

 

今回は、とってもシンプルに虫歯についてお話ししていきます🦷

歯科検診でよく聞く言葉が出てくるかもしれません!

それって、こういう意味だったんだ!となることも??🌱

 

⚫︎虫歯の進行度

★CO(シーオー)

歯の1番上を覆う硬い層のエナメル質に到達した虫歯のこと。

歯が溶けて、白く濁ってきていますが、穴も開いていないくらいの初期う蝕です。

部分的に白っぽくなっているような歯はありませんか?それがこの状態です。

フッ素の効果で、元の状態に近いところまで回復する可能性もあります。

※シーゼロではなく、シーオーと読みます。(Caries Observationの略で経過観察の意味)

【治療方法】

経過観察、予防のためのフッ素塗布

★C1(シーワン)

COと同じくエナメル質に到達している虫歯のこと。

ただし、COで歯が溶けて白くなったところなどから、小さく穴になってきている状態です。

この程度だと、治療する場合と治療しない場合があります。

この状態でも、深く穴になっていなかったり、症状が出ていなければ経過観察でも良いですが、

進行しないように予防に徹することが条件になってきます。

【治療方法】

経過観察、予防のためのフッ素塗布、CR(白い樹脂の詰め物)

★C2(シーツー)

歯の2番目の層の柔らかい象牙質まで到達した虫歯のこと。

冷たいものがしみたり、いつもと違う違和感などの諸症状が見られてきますので、

ここまできたら、虫歯を削って治す処置が必要になります。

【治療方法】

CR(白い樹脂の詰め物)、インレー(銀の詰め物)など
★C3(シースリー)

歯の1番中央にある歯髄(神経)まで到達した虫歯のこと。

温かいものがしみたり、何もしなくても痛いといった症状が見られたら、

神経までいってしまっている場合が多いです。

【治療方法】

抜髄(ばつずい=歯自体は抜かずに、歯の中の神経だけを抜く)をし、

根管治療(いわゆる、根の治療)を行ってから、最終的に被せ物をするなど

★C4(シーフォー)

歯茎より上の部分(歯冠=しかん)を失っている状態の虫歯のこと。

歯の神経は死んでしまっていることが多く、歯として機能していない状態。

【治療方法】

抜歯をし、失った歯の部分を何らかの歯を入れて補う(ブリッジ、入れ歯、インプラントなど)

歯の状態によっては稀に、根を保存し被せ物をすることもあり。

 

いかがでしょうか??🤔

一度虫歯になって削った歯は、後悔していくら願っても戻ってきてくれません😹

お食事をしたり、お話をしたり、体幹を保ってくれたり…私たちの生活を大いに支えてくれています…!

毎日使うものですから、自分の口に生えてきてくれた歯に感謝をし、日々を過ごしたいものです😌🧡