印象(impression)

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

 

歯科の治療は選択肢がいくつかある場合もあり、当院では患者さんとご相談して患者さんご自身が一番自分に合っていると思う治療法を選択していただき治療を進めていきます。そのためにカウンセリングを担当するトリートメントコーディネーターが治療の前に治療方法などを説明していきます。

ただ、言葉だけでは理解できない場合や、イメージしにくい時もあると思うので、そんな時は治療の説明動画を是非ご覧になって下さい。患者さんがしっかり治療内容を理解してくださるように、当院のドクター、スタッフに協力していただき作成した動画です(*^^*)

インプラント動画 https://youtu.be/z5WecMmQcRE

PMTC・ステインオフ動画 https://youtu.be/j6q3KlOcPHI

ホワイトニング動画 https://youtu.be/ONn6x44noM4

セラミック治療動画 https://youtu.be/AW9QhBaob9A

 

今日は歯医者さんの謎についてご説明します。

今日説明するのはピンク色の(医院によっては違う色のところもあります)スライムみたいなもので口の中に入れられてなんだか歯磨き粉みたいな味がする謎の物体・・。

これは「印象材」で、虫歯で歯を削った時や、差し歯や入れ歯を作る時に型をとるために使う材料です。

歯の詰め物や入れ歯ってどうやって作っているというと「歯科技工士」という専門の職人さんが作っています。

でも歯科技工士さんが患者さんの口の中で詰め物や入れ歯を作るわけではないです。

なので、患者さんのお口の中と同じ歯の模型を作らないといけなくなります。模型を作る為には歯の型をとらないといけないのでピンクのスライムみたいな材料で型をとっていくのです。

※印象(impression)とは専門用語で型取りのことをいいます。

 

歯科技工士さんに患者さんの歯ピッタリの詰め物や被せ物や入れ歯を作ってもらうには、精度の高い歯の模型が必要ですね。そうすると歯の型取りから慎重に丁寧に行わないといけないのです。

印象材は粉にお水を混ぜて作成します。お水の量が多いとドロドロになってしまいますし、少なすぎるとすぐに固まって綺麗に型をとれなくなってしまう場合もあります。お水の温度でも早く固まったり遅く固まったするので、上手に扱えるようになるまで訓練が必要です。

このように新人スタッフは沢山練習をしていくのです。(いまはもう慣れて上手になっている頃でしょう)

歯の型取りが苦手な方もいますね。吐きそうになるとか。このような方はお鼻で息を吸う・顎をひく・型取り前にお水を一口飲む・・などの緩和方法がいくつかあるので試してみて下さい。型をとる前に先に担当ドクターやスタッフに「苦手です」と伝えましょう(・∀・)

時には綺麗に型取りができなくてとりなおしすることもあります。でも精度の高いものを作ってもらうためには必要なことなのでご協力くださいね(>_<)