子どもの事故を防ごう part2

こんにちは!保育士の佐々木です。11月に入り、冷え込む日も多くなりましたね。目線を上げると木々の紅葉もちょっとずつ見え始め、もみじ狩りを楽しめる季節になってきました🍁

前回の発信から間が空いてしまいましたが、引き続き子どもに起きてしまい易い事故についてお伝えしていきたいと思います。

今回は、《熱傷》についてです。

熱傷は痛みが強く、やけどのあとなど見た目の後遺症を残すことがあるため、こどもにとっ てつらい事故のひとつです。大人が十分気を配って熱傷を防ぎましょう。
熱傷は熱い液体が原因で起こることが多いため、ポット、コーヒーメーカー、カップ麺、味 噌汁、お茶などの取扱いには注意が必要です。これから寒くなるにつれて、温かいものを口にする機会も増えるとおもうので、より気を付けていきたいですね。
それ以外にも、炊飯器の蒸気口に手を当てる、炊きたてご飯に手を突っ込む、魚焼きグリル のふたに触る、コンセントに差してあるプラグをなめるなど、こどもの思わぬ行動が熱傷へと つながります。

【どうやって予防する?】
* テーブルに熱いものを置くときは、子どもの手の届かないようにしましょう

* 子どもが引っ張るようなテーブルクロスをなるべく使用しない

* 炊飯器、ポットは手の届かない高さに配置する

* 熱いもの(アイロン、ストーブなど)から子どもを遠ざける

* 抱っこでご飯を食べさせる場合は、十分注意する

* 小さい子どもを台所に入れない

【起こってしまったときは?】
* よく冷やしてあげることが最も大切です! 痛みがなくなるまで冷やしましょう。
* 熱傷部分にさわらないようにしましょう。
* アロエをぬるなどの民間療法は止めましょう。
* 市販されている冷却用シートは、熱傷には使えません。
* 熱湯などをかぶった場合には、服の上からでも流水で冷やしましょう。

【病院を受診するべき】
•熱傷の重傷度判断はきわめて難しい ので、判断がつかない場合は急患診療所を受診しましょう。

【救急車を呼ぶ必要はある?】
•水疱ができたり皮がむけたりした部分が広範囲におよぶ熱傷では、専門医療が可能な医療機 関に搬送してもらう必要があります。
•火事で熱い空気の中にいたことによる気道や目の熱傷、爆発などによる顔面?気道の熱傷、 化学薬品による熱傷なども救急車を呼ぶ方がよいでしょう。

参照:こどもの救急

 

これからもっと寒くなるので、風邪などの感染症予防の対策をしっかりしていきたいですね!!