みなさんこんにちは!
歯科衛生士の佐藤です(*^_^*)
お盆が過ぎてからは夏の日ざしも、ようやくやわらいできましたね😊夏の疲れが出やすい頃となりましたがお変わりはございませんか??
今日は食事と虫歯についてお話ししていきたいと思います!(^O^)
むし歯は口腔内のむし歯菌が作り出す酸によって発症します。そしてむし歯菌の活動の基本は糖です。
つまり口の中に頻繁に、あるいは長時間糖が存在すればそれだけむし歯菌の活動が活発になりむし歯が出来やすくなります。
たとえば、おやつを与えるときもダラダラと食べさせず、けじめをつけて与えることが大切です。
子供が一度に食べきれないお菓子を箱ごと与えたり、飲みきれないジュースの缶を持たせたりするのは最もよくありません。
同じ甘い物でも短時間でまとめて食べ、すぐお茶でも飲んでおけば(もちろん歯を磨くのが理想ですが)はるかにむし歯になりにくくなります。
一日のうちの食物の摂取回数が多いほど口の中はむし歯が出来やすい状態になる事を覚えておきましょう。
子供の生活リズムを大切に、けじめのついた生活をし、よく遊び、出来るだけ空腹の状態で食事が美味しく食べれるようにしましょう。
たくさんの食事を美味しく食べればおやつは自然と少なくなります!
また、丈夫な歯を作る食事の最大のポイントは“偏食をしない”ことです。
カルシウムをたくさん摂ると丈夫な歯ができると考えがちですが、カルシウムを与えるほど歯が強くなるわけではありません。
ただし、乳歯の下で永久歯がつくられている時期にカルシウムが不足すると、永久歯を弱くする原因になります。
乳、乳製品、魚介類、野菜といったカルシウム源を、質の良いたんぱく質などといっしょにバランスのよい食生活の中で摂っていくことが大切です。
永久歯がはえた後でいくらカルシウムをたくさんとっても歯を強くすることは出来ませんので、乳幼児期から気をつけましょう。
歯をつくるうえで欠かせない栄養素には次のようなものがあります。たんぱく質、ビタンミンA、ビタミンC、ビタミンD、カルシウム、リン、フッ素。
○カルシウム(歯の石灰化を助ける)
ヨーグルト、チーズ、ちりめんじゃこ、ひじき、高野豆腐など。
○たんぱく質(象牙質をつくる)
肉、魚介類、卵、大豆、牛乳など。
○ビタミンA(エナメル質をよくする)
ほうれん草、かぼちゃ、レバー、うなぎ、シソの葉など。
○ビタミンC(象牙質をよくする)
ブロッコリー、小松菜、ピーマン、じゃがいも、みかんなど。
○ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)
鮭、さんま、かれい、干しシイタケ、しめじなど。
○フッ素(歯を強化する)
めざし、桜エビ、わかめ、のり、緑茶、紅茶など。
これらの栄養素をバランスよく過不足の無いように摂ることを心がけましょう!✨