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歯と口の気になる症状(続編)

こんにちは。仙台市宮城野区の「かさはら歯科医院」歯科医師の高橋です。

今回も、前回の続編として歯と口の気になる症状の原因をいろいろ書いていきたいと思います。

 

歯が生えてこない(少ない)原因として考えられるもの

①先天欠如(歯の卵としての歯胚がもともと欠損しているので、萌出しないもの。最近は親知らずがもともと無い方が多くみられる傾向があります。

永久歯の第二小臼歯の歯胚がなく、小児の第二乳臼歯が成人でも残存しているケースも多々あります。大人乳歯と言って寿命は個人差がありますが、

平均してだいたい30年くらいと言われています。その他の先天欠如が出やすい場所は、上下顎側切歯などです。)

②癒合歯(隣どうしの歯が、くっついて生えてきたもの。形としては、一つの歯が、周りの歯に比べて大きく、左右対称に比べてみると、歯の数が少なかったり

することがあります。乳歯の癒合歯の後続永久歯は、先天欠如している可能性が高いと言われています。)

③萌出遅延(個々の成長スピードにより、歯の萌出時期の遅延が起こっているもの。だいだい経過観察だが、乳歯の晩期残存が原因とされることもあるので、

その時には乳歯抜歯をおこなうこともあります。)

④全身疾患(病気の影響によるもの。)

⑤その他、腫瘍等口腔内の状況によって萌出が妨げられることも考えられます。

 

歯が多い原因として考えられるもの

①過剰歯(もともとの歯胚よりも過剰に歯胚が作られたもの。萌出するかしないかは、口腔内の顎のスペースや、歯の大きさ、構造と成長により決まってきます。

だいだいは、埋伏しており、そのまま経過観察することが多いのですが、逆行性の萌出が疑われる場合は、総合病院での摘出手術もすることがあります。)

②良性腫瘍(顎の中にできる過剰歯として歯牙腫などもあります。)

 

歯の形態異常の原因として考えられるもの

①形成不全(エナメル質形成不全等、歯の組織がいろいろな原因により形成不全をおこしたもの。特徴としては、形態異常の他に、歯の着色も伴うことが多い。)

②結節(中心結節、 カラベリー結節等、歯の面の一部に隆起ができるもの。特に中心結節は、歯髄組織が入りこんでいることも多く、小臼歯の噛む面にできるものなので、破折するリスクは非常に高く、破折すると歯髄が露出してしまうこともあり、場合によっては、神経を取る治療をすることもあります。)

③咬耗(咬耗によるすりへりや破折)

④病気の影響(ハッチンソン歯など)

⑤遺伝的なもの(歯の形や歯並びは遺伝的な要因は大きいです。)

⑥癒合歯など

 

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