こんにちは!歯科助手の佐藤です🐿
今回紹介させていただくお話は『抜髄(ばつずい)後の注意する事』についてお伝えさせていただきます🦷
まず抜髄って何?
抜髄というのは歯の神経(歯髄)を根の先端(根尖部)で切断し、歯髄全体を取り除くことを言います😌
つまり歯の神経を取るということになります😳
🌻抜髄後の注意点🌻
☆抜髄後はお水、お湯あるいは空気がしみるといった症状はありません!
☆食事はすぐにされても構いませんが、麻酔が約2〜3時間ほど効いていますので、(この時間は患者様によって異なります)舌や頬粘膜(ほっぺた)などを噛まないように気をつけて食事してください🐻
☆神経をとっても、歯の周りの骨や歯肉は死んでいません!そのために、様々な症状が起こることがありますが、次第におさまってきますので心配はありません🙊!(患者様によって症状が異なります)
様々な症状としてあげられるものは、、、
1.麻酔が冷めた後、ズキズキした痛みがある
↪︎神経の切り口の痛みです。
鎮痛剤を飲んでください。翌日には通常おさまっています。
2.噛み合わせると響く
↪︎固いものを噛んだり、歯を食いしばったりするのを控え、出来るだけそっとしておいてください。
3.歯ぐきが痛む
↪︎麻酔注射のあとが傷になっているためです。歯磨きは患部を外して行うようにしましょう!
4.違和感がある
↪︎重い感じ、浮いた感じがする
この4点が主な症状としてあげられるものになります!🐰
☆神経をとった歯は生きている歯に比べ、もろくなる傾向にあります。。。根の治療が終了した後、引き続いて冠をかぶせたりする等の処置が不可欠となります。
☆抜髄後は、根幹の中の消毒、貼薬を一週間に1〜2回ずつ行います。痛みがなくなったからといって、そのままにしておいたり、消毒の感覚が長くなりすぎると、根管内および根尖部に感染し抜歯(歯を抜く)の原因になります、、!
当院では抜歯をした後はかならず消毒のご予約をお取りしています。
消毒は必ずといって良いほど大切な処置となります是非来院して消毒を受けましょう。
いかがでしたでしょうか?今まで神経を取るといった治療に関して知らなかったことがある方もいらっしゃると思います。。是非この記事を読んで歯についての知識を深めていただけたらと思います!
私自身も知らなかった部分が多くあるので今後きちんと知識を深めていけたらと思います💫
今月も健康に気をつけて夏を乗り切っていきましょう!!