気を付けたい季節の病気

こんにちは(^o^)/保育士・スマイルサポーターの本多です!!

3月は卒業のシーズンですね🌸卒業を迎えられた皆さん、おめでとうございます㊗️先日、以前勤めていた保育園の教え子たちが中学を卒業し、卒業パーティーをするので参加して欲しいとお誘いを受けたので顔を出してきました。卒園をして9年ぶりに会う教え子もいて、すっかり頼もしく成長した姿に感動しました。保護者の方がいつまでも担任だったことを覚えていてくれて、声をかけてくださったこともすごく嬉しかったです(^_^)

そして震災から丸8年を迎えましたね。あの日のことは今でも昨日のことのように思い出されます。これまであっという間だったという方も長かったと感じられる方もいらっしゃるかと思います。当たり前のことが当たり前にできる日々に感謝しながら、1日1日を大切に過ごしていきたいですね。

さて、今回は冬から初春にかけて流行する、溶連菌感染症についてお知らせしていきたいと思います。

流行時期
おもに11月~4月
感染経路
飛沫感染(口や鼻から感染)…咳やくしゃみ等で飛び散った菌を吸い込むことで感染します。
接触感染(皮膚から感染)…皮膚と皮膚が触れたり、タオルや食器等を介して感染します。
潜伏期間
約2~5日
一般的に2~10歳の子供に感染しやすい病気です。大人でも感染します。
一度感染して治っても、繰り返しかかります。
薬をきちんと服用すれば、24時間以内に感染力がほとんどなくなります。
症状
発熱・のどの痛み・腹痛・発疹・苺舌※・吐き気
これらの症状が全てあらわれるわけではなく、人により症状は異なりますが、高熱、のどの痛みが出て、扁桃腺が腫れ、その後、全身に発疹が出たり、舌にイチゴのようなブツブツが現れるのが特徴です。
※苺舌…舌の表面に赤いブツブツができること。
風邪と同じ症状もあるので、溶連菌感染症を判別するには検査を受けないと難しい場合もあります。

溶連菌感染症の治療はペニシリン系やセフェム系の抗生剤を服用します。薬をきちんと服用すれば、2~3日で症状がよくなりますが、よくなったからといって薬の服用をやめてしまうと、再発し、急性腎炎・リウマチ熱・血管性紫斑病・中耳炎・気管支炎などの合併症を引き起こすこともあります。必ず、処方された期間は薬を服用しましょう。

登園・登校について

溶連菌感染症は、学校保健法によって管理を受ける「条件によっては出席停止の措置が必要な病気」の一つです。
少なくとも、受診した日とその翌日は出席停止が求められています。
抗生剤服用24時間以上経て全身の状態が良ければ登校可能です。

季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期。こまめに手洗い・うがいを行ない、予防に努めましょう!