歯科衛生士の岡田です🍎
3月といえば…卒業の季節ですね🎓
わたしの妹達も先日卒業式を迎えました🌸
わたしも専門学校を卒業してすでに、一年経っていたことに驚きです😵
成長する中で、みなさんの歯は大人の歯(永久歯)に生え変わります。
時期には人によって違いますが、6歳ごろから6~7年をかけて生え変わります。
永久歯は、一番奥の「親知らず」を含めると上アゴ下アゴでそれぞれ16本、合計32本あります!!
①中切歯🐰
②側切歯🐰
③犬歯🐶
④第一小臼歯🐷
⑤第二小臼歯🐷
⑥第一大臼歯🦁
⑦第二大臼歯🦁
⑧第三大臼歯…智歯🦁
🐰{切歯
前歯のことです。
上下左右それぞれ2本ずつ、計8本あります。薄く平らで、上下の歯を噛み合せることで食べ物を噛み切ったり、ちぎったりする役割があります。
🐶{犬歯
前歯と奥歯の中間にある、手前から3番目の歯です。
上下左右それぞれ1本ずつ、計4本あります。先がとがっていて、食べ物を切り裂く役割があります。他の歯よりも根が長くて強度があるので、噛み合わせたときに前歯や奥歯にかかる負担を軽くしています。
🦁{臼歯
奥歯のことです。
食べ物を噛み砕いだり、すりつぶしたりする役割を担っています。小臼歯は上下左右それぞれ2本ずつの計8本、大臼歯は上下左右それぞれ3本ずつの計12本あります。小臼歯は、下アゴが後ろに下がりすぎないようにしています。また大臼歯は、上下の歯を噛みしめたときの歯の高さを決め、維持する役割があります。第一大臼歯は一番早く(6歳ごろ)に生える永久歯で、むし歯になりやすいです。
そして、今回はむし歯の原因とふせぎ方について書いていきます🦷✨
むし歯の原因
🐊細菌(ミュータンス菌)
食べ物を食べることで口の中に残る糖質をもとにして、細菌(ミュータンス菌)が歯垢(プラーク)を作ります。
歯垢(プラーク)が歯の表面にくっつき、酸を作り出し、歯のカルシウムやリン酸を溶かします。
🐊糖質
食べ物の糖を使って、細菌(ミュータンス菌)が酸を作ります。食べ物が口の中にあることが多いと、口の中に糖質があるので時間も長くなり、むし歯になりやすくなるのです。
つまり、よく間食をする人や、甘いものをよく食べる人は要注意です⚠️
🐊歯の質
エナメル質や象牙質の状況(=歯の質)によっては、むし歯になりやすい人もいます。乳歯や、永久歯が生えたばかりの時は気をつけましょう!
むし歯は自然に治らない🤔!?
『むし歯って、自然と治らないの?』と疑問に思う人がいるかと思います。実は、むし歯は治療しなければ治りません。
むし歯によってできた歯の表面の穴をほうっておくと、むし歯は歯の内面までしんこうします。だから、むし歯は自然に治るどころか、ほうって置いたり気づかなかったりすることで、余計にひどくなってしまいます。
むし歯にならないための3つの基本
むし歯にならないようにするには、次のことに気をつけましょう
⚾️食事やおやつはダラダラ食べない
口の中に食べ物のカスや糖質が、ある時間が長いと、細菌(ミュータンス菌)が活動す時間が増えてしまいます。
⚾️歯みがきする
歯垢(プラーク)を、作らないためには、食べ物のカスや糖質を口の中に残さないことが大切です。
⚾️寝る直前に食べ物を食べたり、清涼飲料水を飲んだりしない
寝ている間は唾液の量が減り、起きているとによりもむし歯になりやすいです。