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虫歯予防の知恵

こんにちは。歯科医師の高橋です。

今回は虫歯になりにくくする食事の知恵について書きたいと思います。

まず、虫歯で歯が溶ける原因としては、口腔内に虫歯菌が産生する酸や産生の食品、あるいは物質などの影響で、長時間滞っている時に、歯が溶けたところに穴があき、またそこで歯が溶けて、を何回も繰り返し、虫歯が大きくなっていくわけです。

そこで問題は、どうやって虫歯を予防していくかですが、まずは歯が溶けるようなことを何度も繰り返さないということが重要なのではないかと思われます。

例えば、砂糖や虫歯菌の好む糖が入った食べ物を食べると、一口平均2時間くらいで、口の中の酸濃度が薄まってきます。それは唾液の作用が影響しており、

唾液の緩衝作用といって、酸の濃度が薄まって歯が溶ける働きが弱くなります。

なので、一口食べたら最低2時間ほど時間をおけば、何もしなくとも歯の自己修復機能が働くのです。

例えば、唾液の少ない方や、虫歯になりやすい糖分を摂取する間隔が頻繁な方や糖分だけではなく、酸性の食品を好んで摂取されている方などが、比較的に虫歯罹患率が高いと言えるでしょう。

その他、歯並びが入り組んでいる方、自己流の歯ブラシがうまくいっていない方、口呼吸の方や、口腔内乾燥症の方(ドライマウス)、糖尿病の方や、矯正治療中の方なども虫歯リスクが高い傾向にあります。

予防という意味で、とにかくまず大切なのは、一回の食事やおやつの間隔を二時間以上あけることと言われています。二時間以上あけることで、歯ブラシしなくとも体の自浄作用は働くのです。

逆を考えると、虫歯の原因菌の餌になりやすい糖分を少しずつ長時間にわたり、継続的に摂取すると、確実に虫歯は進行するのです。

そして、たまに例外の方もいます。もともと口腔内に虫歯の原因菌が少ない方や唾液の量が多い方や、完璧に歯ブラシをマスターしている方などがそうです。

実際そんな方は一握りしか存在しません。

例えば、お仕事中必ず虫歯菌が好む糖分の入った飲み物を無意識に絶え間なく摂られている方など、その条件がそろってしまいます。

ジュースや甘い飲み物が好きで、のどが乾いたら、長時間にわたってチビチビ飲みをするお子さんなども虫歯リスクは高いはずです。

飴やガムなど、習慣的にいただいている方などもそうです。

人それぞれ、生活習慣によって虫歯になるリスクは違います。自分なりのリスクを考えて、それぞれの生活リズムに合わせた虫歯予防ができればいいですよね。

 

 

 

 

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