こんにちは(^_^)保育士・スマイルサポーターの本多です!!
11月に入り、朝晩の気温差がより一層おおきくなってきましたね。これからますます寒さが厳しくなって、秋から冬に変わるこの時期。インフルエンザの流行にも気をつけて過ごしたいですね(>人<;)先日、私も娘もようやくインフルエンザの予防接種を済ませてきました。あとは手洗い・うがいの徹底と室内の湿度を50〜60%に維持することでしっかり予防していきたいです!!
さて、今回は愛着形成についてお話していきたいと思います。
愛着形成が不十分な赤ちゃんは大人になってから生きにくさを感じる愛着障害を発症しやすくなるので、ママは赤ちゃんとの愛着を形成することが重要と言われています。
愛着という言葉は、「愛着のある服」や「家に愛着がわく」というように、慣れ親しんだものに特別な思いが生まれる時の表現として、一般的に浸透しています。心理学でも赤ちゃんと養育者との間に生まれる心の絆のことを「愛着(アタッチメント)」といいます。
ママの赤ちゃんに対する愛着形成は妊娠中に始まり、出産後のお世話やスキンシップによって深まっていきます。
それに対して赤ちゃんの場合、自分を受け入れて守ってくれる人に対して、本能的に愛着形成が行われます。そしてたいていの場合は、ママが赤ちゃんにとって最も強い愛着形成の対象となるのです。赤ちゃんがしっかり愛着を形成できるようになるには、養育者を認識してから愛着を深めるまでの、生後半年から1歳半の間のママの愛着行動が重要になります。
子どもは、愛着形成によって他者との心のつながりが生まれることで、自分自身の存在を肯定し、自分は価値のある存在だと実感することにつながります。
また、幼児期にしっかりと愛着形成された子供は、ママ以外の人とも安定した人間関係を築いていけるのに対して、愛着の形成が不完全だった子は、他者との間に愛着を形成できない傾向にあることから、愛着は人間関係を築く上でも大きく影響を与えるのです。
さらに、幼児期に養育者と十分に愛着形成ができなければ、愛着障害と呼ばれる障害が引き起こされる恐れがあります。
赤ちゃんとの愛着形成につながる4つの方法が…
・声かけ
・笑い返し
・アイコンタクト
・スキンシップ
です。ただ、赤ちゃんの愛着形成を意識するあまり、「赤ちゃんに常に答えてあげなければいけない」と思いつめると、ママにとってストレスになってしまいます。
赤ちゃんに対する愛着行動は、「授乳の際に抱っこする」「赤ちゃんの顔を見る」など、日常のお世話の中で当たり前のように行っていることで大丈夫です。ママは無理に愛着を形成しようとする必要はありません。
赤ちゃんに愛情を持って接していれば愛着は形成されていくので、自然体で赤ちゃんと向き合っていくことが大切です。
我が子が大人になってから生きにくさを感じてしまわないよう、愛情をかけて育てていきたいですね!!